・七月十三日 日曜日 七.地水師☷☵六三
四時に起床。参議院選挙十一日目である。マロンちゃんとみかんちゃんとご主人さまのわたしが「参議院選挙の行方と政局」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日も「参政党の選挙に関する中盤における教訓」を占筮したところ地水師☷☵六三が出てしまった。あぁ…
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○師(し)は貞。丈(じよう)人(じん)なれば吉にして咎无し。
師は多くの人々(大衆)を率(ひき)いて、組織と組織(国家から家庭まであらゆる組織)が戦う時である。戦いには正義がなければならない。才德高く、リーダーに相応しい人物を総大将に担ぎ上げれば、戦いに勝って大衆を守ることができる。多少犠牲があっても咎められない。
マロンだニャン。七月六日、十一日に続いて地水師☷☵が出たニャン。大象伝に「多くの人々(大衆)を率(ひき)いて、組織と組織(国家から家庭まであらゆる組織)が戦う時」とある。まさしく参議院選挙も中盤を迎えて、選挙戦が過熱していることを現しているニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、地中に水有るは師なり。君子以て民を容れ衆を畜(やしな)う。
養分豊かな大地のように、大らかな気持で大衆を受け容れ、養い育て教え導く。
☆力づくや誤魔化しで困難から脱しようと悪知恵を企てれば、ますます困難に陥る。正しい道を固く守って、正々堂々と王道を歩めば、困難を脱して志を実現することができる。敵が現れるので、必要に迫られて指揮官を招(しよう)聘(へい)する。商売や売買では競争が激しくなる。物価は下落する。
マロンだニャン。大象伝に「大らかな気持で大衆を受け容れ」とある。参政党の候補者と党員そして支持者に当て嵌まる言葉だニャン。高島嘉右衛門の占断に「正々堂々と王道を歩めば、困難を脱して志を実現する」とある。どんなにバッシングされても参政党の候補者と党員そして支持者は正々堂々と王道を歩むことが大切だニャン。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第三段階の「小さな物語」妄進して組織を崩壊させる
○六三。師(いくさ)或(あるい)は尸(しかばね)を輿(の)す。凶。
貴方は己を過信している。卦(か)極(きよく)で妄進して組織の規律を乱す。貴方が総大将に任命されれば、組織の人々の士気は低下して大敗し、組織が崩壊するほどの痛手を負う。
☆分不相応多ことをしてしまう時である。蒙昧ゆえ、してはならないことをしないように自戒すべきである。自分の器量を過大評価して、他人を侮(あなど)ってしまう時。
地水師が出たのは善しとできるが、六三が出たので余程気を付けなければならない。なぜなら地水師☷☵六三は「妄進して組織を崩壊させる」時だからである。爻辞には「己を過信している」とある。高島嘉右衛門の占断には「自分の器量を過大評価して、他人を侮(あなど)ってしまう」とある。以上のことから、「己を過信」することなく、「自分の器量を過大評価」することなく、「してはならないことをしないように自戒すべき」である。
