・五月五日月曜日 二十二.山火賁☶☲上九
三時半に起床。昨日はみかんちゃんの占断に順って「久しぶりに参加するお寺の坐禅会においては新参者として謙虚」にしていたので気持ちよく坐禅ができた。やっぱりお寺での坐禅は良いものだと心から思った。
さて今日もわが家の猫ちゃん占い師マロンちゃんが卦を担当し、みかんちゃんが爻を担当してご主人さま(わたし)の運勢を占筮したところが山火賁☶☲上九出た。
猫ちゃん占い師はご主人さま(わたし)の一日を次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように占断した。
○賁(ひ)は亨(とお)る。小(すこ)しく往(ゆ)く攸(ところ)有るに利(よろ)し。
賁は物事を彩(いろど)り飾って(外見を装飾して)すらっと通る時。
真(ま)心(ごころ)が充実していれば、彩り飾る(装飾する)必要はない。賁の時は彩り飾って(装飾して)うまく行くのである。それゆえ、小事は成就するが、大事は成就しない。
マロンだニャン。
ご主人さまの今日の予定は朝は甲府駅前辻立ち夜は白倉塾だニャン。「真(ま)心(ごころ)が充実していれば、彩り飾る(装飾する)必要はない」とあるので、よく見せようとしないで、真心で対処することが大事だニャン。
みかんちゃんが爻辞を解釈して次のように占断した。
○上九。白く賁(かざ)る。咎(とが)无(な)し。
陽剛の老師である貴方は、文飾が華美に過ぎれば窮することになる賁の時の終りに居る。高邁な志を抱いて隠(いん)遁(とん)し、剛にして屈せず、止まって動かず、文飾を残らず取り去って天地自然の本質(無我の境地)に復る。人為の装飾は一(いち)毫(ごう)(髪の毛一本ほど)もなく、虚飾を咎められるようなことは微塵もない。
みかんだニャン。
「文飾を残らず取り去って天地自然の本質(無我の境地)に復る」とあるから、自分を飾ろうとせずに素直で朴訥な対応を心がけるべきだニャン。
