毎日連載! 易経や易占いに関する情報を毎日アップしています。

易占徒然日記 40

・七月二十一日日曜日
 四時に起床した。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ澤天夬☱☰四爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○夬は王庭に揚ぐ。孚ありて號ぶ。厲き有り。告ぐること邑よりす。戎に即くに利しからず。往く攸有るに利し。
▼夬は決する(五陽爻の君子が一陰爻の小人=怠け心を決し去る)時である。勢い衰えた小人(上六の一陰爻)の悪行を公にして民衆に知らしめる(広く一般大衆に認識してもらう・自分が深く自覚する)のである。君子が至誠の心で高らかに民衆に訴え(自覚しようとし)ても、権力を有する佞人(上卦兌の主爻・怠け心)上六はしたたかなので 危険が 伴う。だから、先ずは近隣の人々から説得していく。すなわち足下を固めるのである。権力を有する上六の佞人(怠け心)を決し去るに中っては武力を用いるべきで(納得せず強引にすべきで)はない。武力を用いれば世の中が混乱する(気持が乱れる)だけである。以上を踏まえて対処すれば、必ずや佞人上六(怠け心)を決し去る(九五=明日の段階で九五のトップが上六を除去することを決断し、上六=明後日の段階で上六=怠け心を除去する)ことができる。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九四。臀に膚无し。其の行くこと次且たり。羊を牽けば悔亡ぶ。言を聞きて信ぜず。
▼不中正(陽爻陰位)の大臣(側近)九四(わたし)は、お尻の肉が薄い(どっしりと構えていることができない)ので今の地位に安んずることができない。下から衆陽(三陽爻の君子)が権力を有する佞人上六(怠け心)を除去しようと迫ってくるが、一緒に前進しようとしない。
 今日は八時から九時までオンライン易経講座(初級)、九時半から十時半までオンライン易経講座(中級)、その後、一休みして昼食を頂き、十三時からオンライン論語講座(初級)を開講した。