【占】これから先の吉凶禍福がまだ定まらない時である。それゆえ善を積み上げていけば慶(けい)福(ふく)(よろこび)を招き寄せるが、不善を積み上げていけば災(さい)殃(おう)(わざわい)を招くことになる。どちらにしても、これから先の結果が良くも悪くも大きく開くのが坤為地の初六である。結果は善くもなるし悪くもなる。善を積み上げるか不善を積み上げるかの違いである。諺(ことわざ)に「須田町で聞けば京都へ衝き當り」(楊干岐(ちまた)に泣く=人は習慣や心がけ次第で、善人にも悪人にもなるの意)とある。奥羽に行くのも京都に行くのも初めの第一歩で決まることを言う。初六も同じである。何事も小さな事が大きな事に発展することがある。よくよく考えて戒めなければならない。
