・七月十五日 火曜日 八．水地比☵☷上六
三時半に起床。参議院選挙十三日目である。マロンちゃんとみかんちゃんとご主人さまのわたしが「参議院選挙の行方と政局」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日から「参政党の選挙に関する終盤における教訓」を占筮する。その結果、水地比☵☷上六が出た。
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○比(ひ)は吉。原(げん)筮(ぜい)して、元(げん)永(えい)貞(てい)なれば、咎无し。寧(やす)んぜずして方(あまね)く來(きた)る。後(おく)るる夫(ふ)は凶。
比は親しみ助け合い和合する時だから、みんな共存共栄できる。親しむべき相手を（占いを立てるようにして）よく見極め、察知できない（分からない）事は、人の意見をよく聞く。思いやりの心（元の徳、仁の徳）、幾久しく継続する力（永の徳）、道德的な正しさ（貞の徳）を具えていれば過ちは犯さない。不安を抱く人々が集まって来て和合する。ぐずぐず遅れて孤立する（和合できない人やへそ曲がりな）人は不幸な結果となる（仲間外れとなって孤立する）。
マロンだニャン。卦辞・彖辞に「親しみ助け合い和合する時」とあるから、参政党への支持は益々高まりそうだニャン。しかし、「ぐずぐず遅れて孤立する（和合できない人やへそ曲がりな）人は不幸な結果となる（仲間外れとなって孤立する）」ともあるから、参政党を支持する人々を分断する動きが加速する恐れもあるニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、地上に水有るは比なり。先(せん)王(おう)以って萬(ばん)國(こく)を建て諸侯を親しむ。
大地（坤）の上に水（坎）が豊富に有る。絶えることがない水の潤いによって萬(ばん)物(ぶつ)を生々化成する。比は親しむことである。昔の王さまはこの形を見習って、土地を整え組織を作り人徳具えた有能な部下を各地に配置して、リーダーと部下・民衆を養い育てたのである。
☆この卦が出たら人と親しんで共に事を為せば吉。一人で事を為そうとしてはならない。正しく篤実で勉強に励めば、大勢の人が参加してくれて、希望している大きな事業を容易に成し遂げられる。
みかんだニャン。大象伝には「有能な部下を各地に配置して、リーダーと部下・民衆を養い育てた」とあるから、参政党の候補者や党員が各地においてがんばっていることが窺えるニャン。一方、高島嘉右衛門の占断には「人と親しんで共に事を為せば吉。一人で事を為そうとしてはならない」とあるから、候補者や党員が一致団結すれば益々支持は高まるが、独断専行する候補者や党員が現れると高い支持を失う恐れがあるニャン。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第六段階の「小さな物語」傲慢不遜でトップと親しめない
○上六。之に比するに首(かしら)无(な)し。凶。
貴方は能力が乏しいのにやり過ぎる。トップの上に居て傲(ごう)慢(まん)不(ふ)遜(そん)なので、トップと親しむことができない。「おおきな物語」にある「後(おく)るる夫(ふ)は凶」とは貴方のことである。
貴方が不幸に陥るのは、傲(ごう)慢(まん)不(ふ)遜(そん)なあなたが自ら禍(わざわい)を招いたの（自業自得）である。
☆人と交わる道を始めから踏み外して歩むがゆえに、比の時の終わりを全うすることができない。
爻辞に「能力が乏しいのにやり過ぎる」とある。参政党の方針をよく理解せずに独断専行する候補者や党員が現れる可能性がある。また、「傲(ごう)慢(まん)不(ふ)遜(そん)なあなたが自ら禍(わざわい)を招いた」とあるので、独断専行する候補者や党員が参政党の評判を貶(おと)しめる可能性がある。高島嘉右衛門の占断には「人と交わる道を始めから踏み外して歩む」とあるから、独断専行する候補者や党員は参政党の方針を理解していない可能性がある。
