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自滅する日本の占筮日記31

・十二月三十一日火曜日
 三時半に起床。今日も混乱が治まらず自滅し続ける日本の政治。
 そんな中で日本の本日の運勢を占筮したところ雷水解☳☵五爻が出た。日本をなめるな!参政党がんばれ!
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○解(かい)は西南に利(よろ)し。往(ゆ)く所无(な)ければ、其(そ)れ來(きた)り復(かえ)りて吉。往(ゆ)く攸(ところ)有れば、夙(はや)くして吉。
 解は水山蹇(或いは水雷屯)の艱難辛苦が解けた時なので、静かな大地(坤☷は文王八卦で西南の方角)に居るようにゆったりとして平穏にしているがよい。
 全ての艱難辛苦が解決している(大災難による被害が大凡解決している)ならば、自らの居場所に帰って来て安静にしているがよい。未(いま)だ解決しなければならない艱難辛苦が(大災難による被害が)残っているならば、暢(のん)気(き)にかまえていないで速やかに解決するがよい。速やかに解決すれば幸運を招く。
 残念ながら日本の艱難辛苦はまだ解けていない。それどころか悪化している。解決する方法は石破国賊政権を倒すしかないのだが目処が全く立っていない。石破を総裁にした自民党の国会議員、その議員に投票したお馬鹿な日本人はいまだに目が覚めていない。いくらわたしが力んでみても何の解決にもつながらないのである。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六五。君子維(こ)れ解(と)く有り。吉。小人に孚(まこと)有り。
 柔順にして時に適合する能力を具えているトップの貴方が、君子(九二の忠臣と九四の側近)と力を合わせて、艱難辛苦を完全に解き去れば、天下は晴れて泰平となり、幸運を招き寄せる。天下泰平となれば小人共も心を改めて正しい(道德的な)道に復り、心の底から(真心を持って)貴方を信服するようになる。
 卦辞(彖辞)と同じく、爻辞もまた実情に合わない。日本が良くなる見通しは当面立ちそうもないからである。そこで六五の陰爻が陽爻に転じた之卦澤水困☱☵九五を読み解いてみる。長くなるので卦辞(彖辞)は引用せずに澤水困の内容を簡単にお示しすると、世の中が乾涸らびたように困窮して命がけで対処しなければならない時である。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九五。劓(ぎ)刖(げつ)す。赤(せき)紱(ふつ)に困(くる)しむ。乃(すなわ)ち徐(おもむ)ろに説(よろこび)有り。用て祭(さい)祀(し)するに利(よろ)し。
 トップの貴方は、険阻艱難な困の時を救うべく小人共を退け去ろうとするが、上(上六)に鼻斬りの刑を、下(六三と初六)に足斬りの刑を執行されるような困難に揜(おお)われて八方塞がりである。貴方は九二の君子を任用しようとするが、小人共に阻まれて困窮する。やがて貴方と九二が共に抱いている萬民に安寧を施そうとする德が相応じて、小人共を退け去るので、萬民は大いに喜ぶ。祖先をお祀りするように、至誠の心で対処する(九二を抜擢任用する)がよい。
 九五のトップは今上陛下である。今上陛下の切なる願いを現しているのである。九二の君子は参政党の神谷宗幣代表に象徴されるこれからの日本を背負っていく逸材である。今上陛下は口には出せないけれども心の中で願っているのだ。神谷氏のようなこれからの日本を背負っていく逸材に政治を担って頂きたいと。しかし、まだ時は至らない。今日は令和六年最後の日(大晦日)だが、日本はこれまでの歴史で最悪の状態にある。だから、すぐには陛下の願いは叶わないけれども、激動の一年になりそうな来年(令和七年)は日本にとって良い兆しが現れることを、陛下の臣下(日本人の一人)として、心の底から願っている。