・十二月十五日日曜日
五時一寸前に起床とまたまた寝坊してしまった。如何如何如何如何如何。今日も混乱が治まらず自滅し続ける日本の政治。
そんな中で日本の本日の運勢を占筮したところ風火家人☴☲初爻が出た。日本をなめるな!参政党がんばれ!
卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○家人は、女の貞しきに利し。
▼家人は治国平天下の本たる齊家の道(齊家とは家庭円満のこと・上卦巽の長女に下卦離の中女が虚心坦懐に順っているから家庭は円満となる)を説いている。家(家庭や自治会・学校・職場など身近な組織)を齊えるには、一家の主人が男の道(陽の役割を全うすること)で正しく家人を導くことは基より、婦人が率先して女の道(陰の役割を全うすること)を固く守ることが肝要である。
爻辞を解釈すると次のようになる。
○初九。有家を閑ぐ。悔亡ぶ。
▼初九は剛健正位で明德(下卦離)を具えて、家(家庭や自治会・学校・職場など身近な組織から市町村・都道府県・国家に至る組織)を治める時の最初の段階に居る。家(家庭や自治会・学校・職場など身近な組織から市町村・都道府県・国家に至る組織)を治める最初の段階に中り邪を閑ぐ(言行共に誠を貫く)ことから始めるのである。それゆえ後悔するような過失は起こさない。
以上が風火家人初九の一般的な解釈だが、今の日本には到底当て嵌まらない。こういう場合はあり得ない状況なので、ひっくり返して綜卦を読み取る方法がある。
よって風火家人の綜卦である火澤睽☲☱の卦辞・彖辞を見てみる。
○睽は、小事は吉。
▼睽はお互いに背き合う(まさに今の日本社会・政治と国民の関係を表している)時である。上卦離(火)は上進して(火は上に向かう=自分たちが有利になることしか考えないで)、下卦兌(沢)は下進する(沢の水は下に向かう=政府の愚策が続いて収入が減り苦しんでいる)。お互いの意志が正反対を向いているので、和合することなくお互い背中を向けて反目するのである。以上のような時だから、大きな事業に取り組んではならない。しかし、明智明德(上卦離)を具えており、悦ぶ(下卦兌)卦德があるので、小さな事業なら為し遂げることができる。
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