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易占徒然日記 65

・八月十五日木曜日
 四時一寸前に起床した。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ風澤中孚☴☱五爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○中孚は、豚魚吉。大川を渉るに利し。貞しきに利し。
▼中孚は私心なく真心に満ち溢れている時である。中孚の心を具えている(易経の魅力を理解している)人に出逢えば、無知蒙昧で豚魚のように愚かな(易経を学んでいない)人でも、中孚(易経の教え)の私心のない真心に接して、心の底から感動するのである。中孚(易経)の心を具えている人は、以上のような人だから、何を行っても幸運を招き寄せるのである。それゆえ、どんなに困難な事でも成し遂げられる。正しい(私心のない真心で人に接する)道を固く守るから何事もうまく行く。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九五。孚有り。攣如たり。咎无し。
▼九五(易経の教え)は剛健正位で中庸の德を具えた理想的な天子(トップ)である。九五の心の底には私心のない真心が溢れるほどあるので、臣民(部下や国民)と固く結ばれており、心の底から信服されている。常に私心のない真心で臣民と接する九五(易経)の天子(トップ=易経を創設した聖人)を咎める人は誰もいない。
 さて今日は朝から十時半頃まで「みんなの易経」を執筆。その後、毎年終戦記念日に護国神社で開催される「県下戦没者追悼式」に参列した。十三時前に帰宅し、着替えてから仕事場に戻る下の息子を駅まで送り、その後、「四書五経の人間學」の資料作成。十八時半過ぎに家を出て、「四書五経の人間學」の会場である春光堂に向かう。十九時から二十一時まで「四書五経の人間學」を開講。帰宅したのは二十一時半頃。