・四月九日水曜日 六.天水訟☰☵六三
四時に起床。昨日みかんちゃんが「真心で得々三文会に臨んで会場の主から喜ばれるように努めることが大事だニャン」と言っていたので、そのように心がけたところ、三文会の受講者から教育勅語と明治天皇御製の掛け軸を頂いた。誠に感謝感激雨あられである。さて今日もわが家の猫ちゃん占い師マロンちゃんが卦を担当し、みかんちゃんが爻を担当してご主人さま(わたし)の運勢を占筮したところ天水訟☰☵六三が出た。
猫ちゃん占い師はご主人さま(わたし)の一日を次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように占断した。
○訟(しよう)は、孚(まこと)有りて窒(ふさ)がる。惕(おそ)れて中すれば吉、終れば凶。大(たい)人(じん)を見るに利し。大(たい)川(せん)を渉(わた)るに利しからず。
訟は乾(剛健)と坎(険難)が反目して、一つの組織内(小は家庭、大は国家)で争い事や訴訟が起きる時。下卦坎水には、誠の德が充実している(九二)が、九二は坎水の穴の中(六三と初六の狭間)に陥って閉(へい)塞(そく)している。戒(いまし)め懼(おそ)れて忍耐し、適切な時に訴訟を取り下げるが宜しい。
組織内で起きる争い事や訴訟は勝つか負けるか終わるまで続けても解決しない。剛健中正のトップ(九五)を争い事や訴訟を仲裁してくれる大人物として仰ぎ、解決してもらうがよい。こういう時(組織内で争い事が起こっている時)にはリスクの高い事に立ち向かって行ってはならない。
マロンだニャン。
今日のご主人さまは朝の甲府駅前辻立ち、夜の参政党山梨勉強会、昼は執筆活動の予定だニャン。「訟は乾(剛健)と坎(険難)が反目して、一つの組織内(小は家庭、大は国家)で争い事や訴訟が起きる時」なので、トラブルに注意すべきだニャン。
みかんちゃんが爻辞を解釈して次のように占断した。
○六三。舊(きゆう)德(とく)を食(は)む。貞(てい)なれども厲(あやう)し。終に吉。或(あるい)は王(おう)事(じ)に従えども成す无(な)かれ。
貴方は下卦坎険(現場)の極点に居て(現場の長として)、組織に不平不満はあるが、人と争わずよく隠忍して、先祖代々の仕事を守って生活する。常を守り分に安んじ名利を競わず、持ち場を大事にしているが、陰柔不正でやり過ぎる性質なので厲い。
持ち場を大事にして常を守っているので、最後はよい結果となる。ひたすらトップの命令に順い、自分の功(こう)を謀(はか)ってはならない。
みかんだニャン。今日はとにかく「人と争わずよく隠忍して、先祖代々の仕事を守って生活する」ことに尽きるニャン。
