・十二月八日日曜日
五時一寸前に起床と寝坊した。今日も混乱が治まらず自滅し続ける日本の政治。そんな中で日本の本日の運勢を占筮したところ山天大畜☶☰三爻が出た。日本をなめるな!参政党がんばれ!
卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○大畜は貞しきに利し。家食せず。吉。大川を渉るに利し。
▼大畜は天(下卦乾)が山(上卦艮)の中に在り、至って大きなものを止め貯え養っている。人事で観れば、君子が大きな才德(才能と道德心)を止め貯え養っている。正しい道(滅私奉公)を固く守るが宜しい。自分の家に引き籠もらず(己のために図らず)、勇敢に社会に出て、世のため人のため、お国のために尽くせば、天下の艱難を救済することもできる。大きな才德(才能と道德心)を止め貯え養ったのだから、難事業に取り組んでも宜しい。(このようにあってほしいものだが…)
爻辞を解釈すると次のようになる。
○九三。良馬逐う。艱貞に利し。曰に〔日々に〕輿衞を閑う。往く攸有るに利し。
▼九三は剛健正位で下卦乾の上位(陽剛を止めて養う時の最終段階)に居るので、駿馬が疾駆するように健やかに前進する。大畜は正応を畜止するので、上九は不応の九三を畜止しない。九三と上九は共に前進して行くので危険も伴う。そこで、油断せずに艱難辛苦をも覚悟して、正しい道(滅私奉公)を固く守るが宜しい。九三が日々車馬の御し方と防衛の術を習得したならば、進んで事を為すが宜しい。(今は早くこのような時代が来ることを只管願っているしかない。)
一方「善く易を為むる者は占わず」の言葉に従って自滅し続ける日本社会を予測する。本日は天地否☰☷四爻であった令和五年を振り返っててみる。天地否四爻の爻辞を解釈すると次のようになる。
○九四。命有り、咎无し。疇、祉に離く。
▼九四は剛健だが控え目な大臣(大人九五の側近)。世の中が乱れ崩壊に向っていく否の時が半ばを過ぎた(のなら良いのだが…)。天命に順って暗君(トップ)に奉公して暗君を啓蒙する(役割を参政党が一生懸命果たそうとがんばった年ではある)。終には啓蒙された暗君と共に閉塞した世の中を泰平に導いて行く(ことはできなかった…)。君位に近く(トップの側近として)悪まれる恐れがあるが、人から咎められるような過失は犯さない。暗君を啓蒙するから同志(九五・上九)と共に大いなる泰平の福を得る。しかし、まだ否の時は終わっていない。泰の時が到来するまでは時間がかかる。ここで油断してはならない。
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