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易占徒然日記 60

・八月十日土曜日
 四時半に起床と一寸寝坊した。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ離為火☲☲上爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○離は貞しきに利し。亨る。牝牛を畜えば吉。
▼離は(易経に書いてあるような)天地人の道の正しきに麗きて(人間社会に当て嵌めれば大人・君子は要職に就くべきだが小人は要職に就くべきではない)(今こそ、易経の)明智・明德を用いて世を治める時である。常に堅固に正しき道に麗きて明智・明德を用いるが宜しい。そうであれば、何事もすらっと通る。柔順な牝牛を養い育てるように、柔順に正しき天地人の道に麗き(大人・君子が要職に就い)て明智・明德で世を治めれば、幸運を招き寄せる。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○上九。王用て出でて征す。嘉有り。首を折る。獲ること其の醜に匪ず。咎无し。
▼(易経の権威である)上九は剛健で明智・明德・文明の德を極めた(離の卦極に居る)賢人である。トップ六五の命令(易経の教え)で反乱軍(九四=易経を学ばない人々)を討伐(易経で教化)するために出征する。その結果、見事に反乱軍の首領を討ち滅ぼすが、九四の手下にされた仲間には寛大に対処する。それゆえ誰からも咎められない。
 さて今日は午前中「みんなの易経」を執筆。午後からゆったりと過ごした。