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天命に生きる日本の教え 渡辺京二著「逝きし世の面影」に学ぶ

わたし(白倉)は、「この世を真面目にとる奴は阿呆だという精神」「この世も人間もたかが知れている」「短い一生を気楽に送った方が勝」「彼らの心性には弥(や)次(じ)郎(ろ)兵(べ)衛(え)・喜多八に通底するものがあった」ということは、とても寛容な態度だと思う。
また、「おのれという存在にたしかな個を感じる」ことは、江戸時代まで共生社会の中で生きてきた本来の日本人の価値観を否定することになるので、「たしかな個を感じる」必要はないと思うのである。
仏教的に述べれば、色即是空・空即是色ゆえ、たしかな個など存在しないのである。

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