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明治十九年出版 高島易断 現代語訳(一部掲載)

2026年7月2日

文言曰、坤至柔而動也剛。至静而德方。後得主而有常。含萬物而化光。坤道其順乎。承天而時行。
○文(ぶん)言(げん)に曰く、坤は至柔にして、動くや剛也。至静にして德方(ほう)也。後(おく)るれば主(しゆ)を得て常(つね)有り。萬物を含んで化(か)光(おお)いなり。坤道其(そ)れ順なるか。天を承(う)けて時に行う。

坤は君に対する臣下の道であり、親に対する子どもの道である。それゆえ、事に先だって動くことなく、上(君や親等)の命令を承けて柔順に動くことが坤の徳である。坤は柔順を徳とするけれども、上の命令を承ければ剛(つよ)い徳をも有するので天から命の泉のようなパワーを承ければ万物を化育するための功績を成就する。それゆえ、人の場合にも上から命令されたら柔順であることを体現して君や父母の命令に奉じて臣下や子どもとしての本分を尽くさなければならない。

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