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ネコちゃん占い師の占筮日記308

十一月六日 木曜日 二十九.坎為水☵☵初六

四時一寸過ぎに起床。

今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが政治について占筮する。

マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。

本日は「黄昏れた左翼政党(公明党)の行方は?」を占筮したところな何と、坎為水☵☵初六が出た。公明党、終わりました。

ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。

マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。

○習(しゆう)坎(かん)は孚(まこと)有り。維(こ)れ心(こころ)亨(とお)る。行(ゆ)きて尚(たつと)ばるる有り。

習(しゆう)坎(かん)は険(けん)阻(そ)艱(かん)難(なん)が重なった時である。君子(一陽・九二と九五)が小人(二陰・六三・初六と上六・六四)に挟(はさ)まれて、二(につ)進(ち)も三(さつ)進(ち)も行かない。だが、真ん中(一陽・九二と九五)には至誠の心が充実している。険(けん)阻(そ)艱(かん)難(なん)な時に対処するには、何事にも動揺することなく、心(こころ)泰(たい)然(ぜん)と素行自得して(自分の持ち場を大事にして心を磨き)、志(天命)を貫徹するしかない。険(けん)阻(そ)艱(かん)難(なん)に畏(い)縮(しゆく)してはならない。奮い立って果敢に行動するから険(けん)阻(そ)艱(かん)難(なん)を克服し、人から尊敬される。

マロンだニャン。坎為水☵☵は「六十四卦中最も困難な時」だニャン。卦辞・彖辞には「険(けん)阻(そ)艱(かん)難(なん)が重なった時」とある。しかも、初爻が出たから険阻艱難は始まったばかりだ。この険阻艱難を乗り越える力は今の公明党にはない。六年以内に消えるニャン。

みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。

○象に曰く、水洊(しき)りに至るは習坎也。君子以て德行を常にし、教事を習(かさ)ぬ。

立派な人は絶えざる水の流れる形とありとあらゆる障害や険阻艱難に耐える性質を手本として、常に德(とつ)行(こう)を重ねて(仁德を磨くために陰德を積み上げて)己を磨き、懇(こん)切(せつ)丁(てい)寧(ねい)に反復(凡事徹底)して民(たみ)を教え導く(人々の手本となる)のである。
☆運氣が極まって艱難に遭遇する時。だが、坎難についてよく冷静に考えれば世の中のことや人情の機微について知ることができるチャンスである。(中略)艱難は己の心を磨くためにある。辛抱を心棒に育てる時である。この時ばかりは何をやってもどうにもならない。吉運から見放された時。ありとあらゆる災難に見舞われる時である。

みかんだニャン。大象伝には「常に德(とつ)行(こう)を重ねて(仁德を磨くために陰德を積み上げて)己を磨き、懇(こん)切(せつ)丁(てい)寧(ねい)に反復して民(たみ)を教え導く」とあるが、今の公明党には無理な相談だニャン。高島嘉右衛門の占断には「この時ばかりは何をやってもどうにもならない。吉運から見放された時」とあるが、こちらがドンピシャリ。坎為水☵☵の一爻を一年とすれば、公明党は六年以内に国政政党ではなくなるニャン。

わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。

※第一段階の「小さな物語」どうしたらよいのか見当も付かない
○初六。習(しゆう)坎(かん)、坎(かん)窞(たん)に入(はい)る。凶。

貴方は柔弱不中正で習坎の最(さい)下(か)(一番下)に居(お)り、六四の支援もなく孤立無援。ある時突然、落とし穴の中の落とし穴に陥(おちい)ってしまった。全く身動きが取れない。どうしたらよいのか皆目見当も付かない。これまで生きてきた中で最悪の状態に陥ってしまった。
☆井戸の中に陥ってどうにもならない。あらゆることが思ったとおりにならない。己を修めて人を治める。小善を毎日積み重ねて習慣にすれば、安定した人格と品性を養うことができる。

坎為水☵☵初六は「どうしたらよいのか見当も付かない」時。今の公明党の迷走ぶりを見ればドンピシャリ。爻辞の「孤立無援。ある時突然、落とし穴の中の落とし穴に陥(おちい)ってしまった。全く身動きが取れない。どうしたらよいのか皆目見当も付かない。これまで生きてきた中で最悪の状態に陥ってしまった」もまたドンピシャリ。高島嘉右衛門の占断の「井戸の中に陥ってどうにもならない。あらゆることが思ったとおりにならない」もドンピシャリ。自民党と連立政権を組み、日本を貶め続けてきた公明党だが、自民党もこれでようやくお別れできた。永遠のお別れになるであろう。