目次
十一月四日 火曜日 五十九.風水渙☴☵六三
三時半に起床。
今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが政治について占筮する。
マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日は「黄昏れた左翼政党(立憲民主党)の行方は?」を占筮したところ風水渙☴☵六三が出た。
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○渙(かん)は亨(とお)る。王、有(ゆう)廟(びよう)に假(いた)る。大(たい)川(せん)を渉(わた)るに利(よろ)し。貞(ただ)しきに利し。
渙(かん)は組織や社会が離れ散る時。風(上卦巽)が吹き荒れて、水(下卦坎)が水面を離れ散る形をしている。一度は離れ散ってしまった組織や社会の体制を再び一つにまとめれば、終には物事がうまく進んで行くようになる。何らかの困難に見舞われて何かが離れ散ってしまった時には、王様(組織や社会のトップ)がお霊(たま)屋(や)にお参りして御先祖様(神仏)をお祭りすれば、御先祖様(神仏)も陰で応援してくれる。御先祖様(神仏)を大事にする王様(組織や社会のトップ)の姿を見て、臣民(部下や国民)は王様(組織や社会のトップ)を尊崇するようになり、組織や社会を構成する人々の心は一つにまとまる。組織や社会が一つにまとまれば大きな河を渡るような困難もみんなで乗り越えることができる。常に正しい道(組織を一つにまとめること)を固く守ることが肝要である。
マロンだニャン。風地観☴☷は「組織や社会が離れ散る時」だニャン。選挙互助会で理念がバラバラな立憲民主党は離れ散って粉々になる運命だニャン。卦辞・彖辞には「離れ散ってしまった時には、王様(組織や社会のトップ)がお霊(たま)屋(や)にお参りして御先祖様(神仏)をお祭りすれば、御先祖様(神仏)も陰で応援してくれる」とあるが、歴史的に理念で一致できない立憲民主党は誰も応援してくれないだろうニャン。組織母体でもある連合が応援してくれても年々労働組合の組織率が低下していく中で社会的存在価値が低下している連合は大して役に立たないだろうニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、風、水の上を行くは、渙なり。先王以て帝(てい)に享(きよう)し、廟(びよう)を立つ。
風(巽)が水(坎)面を吹き荒れて水滴を散らす。神仏をお祭りするために神棚や仏壇を大切にして御先祖様を敬い、離散してしまった人々の心を一つにまとめる。
☆危険な状況に立ち向かって行き、神仏のご加護を賜る。
みかんだニャン。大象伝には「神仏をお祭りするために神棚や仏壇を大切にして御先祖様を敬い」とあるが、立憲民主党にはできない相談だニャン。高島嘉右衛門の占断は「危険な状況に立ち向かって行き、神仏のご加護を賜る」となっているが、神仏のご加護を賜れないので、危険な状況に立ち向かって砕け散るに違いないニャン。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第三段階の「小さな物語」自分の身を投げ捨てる
○六三。其(その)躬(み)を渙(ちら)す。悔无し。
貴方は陰柔で力不足だが、離散の困難を克服したいと云う意志は強固(過ぎたる性格)である。そこで、離散の困難を救うために自分の身を投げ捨てて上司である上九の下(もと)に馳(は)せ参ずる。最善を尽くすので、例え結果は出なくても、後悔することはない。
☆自分も困難な状況に陥っているが、(中略)義理を立てて自分の身を顧みずに大義を貫く。その結果、事を成し遂げ自分が陥っていた困難な状況からも脱出できる。身を殺して仁を成す時である。
風地観☴☷六三は「自分の身を投げ捨てる」時。次の衆議院選挙で多くの候補者が砕け散る(落選する)運命ということだ。爻辞には「離散の困難を救うために自分の身を投げ捨てて上司である上九の下(もと)に馳(は)せ参ずる。最善を尽くすので、例え結果は出なくても、後悔することはない」とあるので、多くの議員が背水の陣で選挙に臨むが惨敗する議員が少なからず存在するということだろう。高島嘉右衛門の占断には「身を殺して仁を成す時」とあるが、立憲民主党には仁のある議員などほとんどいないので、落選の憂き目に遭う議員が少なくなく、近い将来、党存亡の危機がやってくるだろう。
