・八月二十六日 火曜日 五十八.兌為澤☱☱九四
三時に起床。今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが「参政党支持者は今の政治状況をどのように感じているか」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日は「今の政治状況を国民はどう感じているのか4」を占筮したところ兌為澤☱☱九四が出た。
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○兌(だ)は亨る。貞しきに利し。
兌には悦(よろこ)ぶ性質がある。だが、悦べば箍(たが)が緩(ゆる)み羽目を外し、やがて乱れる。兌の時は上も下も、我も人も悦ぶ時である。それゆえすらっと通る。しかし、悦べば箍(たが)が緩(ゆる)み羽目を外してやがて乱れることになる。それゆえ、悦びの中に邪(じや)心(しん)や媚(こ)び諂(へつら)う気持ちがあってはならない。常に正しい道(純粋に悦び、悦ばせること)を固く貫くことが肝要である。
マロンだニャン。兌為澤☱☱は「上も下も我も人も悦ぶ時」だニャン。卦辞・彖辞に「悦びの中に邪(じや)心(しん)や媚(こ)び諂(へつら)う気持ちがあってはならない」とあるから、悦んでいるのは責任を取らない石破総理だが、その気持ちは邪心や媚び諂いばかりだから、やがて乱れて辞職に追い込まれるに違いないニャン。石破総理が辞任に追い込まれれば、国民は「上も下も我も人も悦ぶ」ことになるニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、麗(れい)澤(たく)は兌なり。君子以て朋(ほう)友(ゆう)講(こう)習(しゆう)す。
上と下に澤(さわ)が並んで互いに潤(うるお)し合って涸れることがない。君子(立派な人)は、同門同志(同じ師に學ぶ朋友)を集めて、共に學んで実践し善き習慣を身に付けることによって人格を陶(とう)冶(や)する。
☆寛大で誠実。天地自然の道に順い国家のために公益を図るべき時である。自分の利益を優先して、部下(大衆)を欺(あざむ)くことがあってはならない。何事も親しみ調和することが大切。何か悦ばしいことがある時。何事も柔和であることが大切な時。
みかんだニャン。大象伝には「自分の利益を優先して、部下(大衆)を欺(あざむ)くことがあってはならない」とあるから、約束を守らない石破総理はいつまでも総理の座を保つことはできないニャン。このまま大衆を欺き続けることはできない。石破総理が辞任すれば国民は「同門同志(同じ師に學ぶ朋友)を集めて」喜び合うことになるニャン。高島嘉右衛門の占断にも「自分の利益を優先して、部下(大衆)を欺(あざむ)くことがあってはならない」とあるから、石破総理は辞任に追い込まれ国民は心から悦ぶことになるニャン。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第四段階の「小さな物語」いつまで経っても心が安定しない
○九四。商(はか)りて兌(よろこ)び、未だ寧(やす)んぜず。疾(やまい)を介(へだ)つれば喜(よろこび)有り。
貴方は剛健だが優柔不断なところがある。九五(トップ)に仕える大臣(側近)の位に在るが現場の長で佞(ねい)人(じん)(ろくでなしの)六三とも親しんでいるので、九五に仕えるべきか、六三と親しむべきか、悩みに悩んで結論が出せない。そんな調子だから、いつまで経っても心が安定しない。佞(ねい)人(じん)六三との関係をきっぱり断ち切って、九五(トップ)と悦び悦ばせる時の志を一つにして側近として至誠の心で仕えれば、喜びを得ることができる。
☆邪(よこしま)な心を取り除いて正しい道を歩み始める。陰険な人物の悪巧みに嵌(は)まってしまう愚を犯す。何に対しても毅然として節度を守れば悪巧みに嵌まることもなく、正しい道を歩むことができるので悦びを得られる。
兌為澤☱☱九四は「いつまで経っても心が安定しない」時である。何があっても石破総理が辞任しないようなら、国民の心はいつまで経っても安定しない(不満でモヤモヤしている)。爻辞には「佞(ねい)人(じん)六三との関係をきっぱり断ち切って、九五(トップ)と悦び悦ばせる時の志を一つにして側近として至誠の心で仕えれば、喜びを得ることができる」とある。「佞(ねい)人(じん)六三」とは約束を守らない石破総理、「九五(トップ)」は高市早苗さんであろう。このままズルズル辞任しない状況が続けば「いつまで経っても心が安定しない」。辞任に追い込まれれば「喜びを得ることができる」のである。高島嘉右衛門の占断には「毅然として節度を守れば悪巧みに嵌まることもなく、正しい道を歩むことができる」とある。「毅然として節度を守れば」とは責任を取って辞任することである。それでようやく今の異常事態は終焉して、正しい道を歩むことができるので国民も悦ぶ。
