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易経徒然日記 34

・七月十五日月曜日
 起床したのは四時半と今日も寝坊してしまった。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップした。その後、今日一日の運勢を占筮したところ火地晋☲☷上爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○晉は、康侯用て馬を錫ること藩庶なり。晝日に三たび接す。
▼康侯とは「諸侯」、藩庶とは「数が多い」こと。諸侯をわたしに見立てて解釈すると、わたしは君主(母親と家内)と良好な人間関係を数多く保っているので、一日に何回もお礼を言われるほど家庭円満である。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○上九。其の角に晉む。維れ用て邑を伐つ。厲けれども吉にして咎无し。貞なれども吝。
▼相談役の上九(亡き父)は諸侯の六三(わたし)と応じており六五の天子(母親と家内)に比している。(亡き父は)卦の最上に居るから動物の体の一番上に在る角に喩えられる。晉は進み行く時。その極点に居る上九は進み過ぎて中庸を失した危ない存在。進み過ぎる力を用いて六五(母親と家内)の君命に順い諸侯の六三(わたし)と力を合わせて不心得者九四(不届き者)の内乱を討伐すれば、危険はあるが道を違えることはない。だが側近九四(不届き者)が内乱を起こしたのは、治国に問題があったから。討伐したこと自体正しくとも、恥ずかしい話である。
 今日は祝日「海の日」なので事務所の玄関に国旗を掲揚した。
 「海の日」は明治九年東北地方を巡幸されていた明治天皇が灯台巡視船「明治丸」で青森から函館を経由して横浜に帰着された日に因んで制定された祝日である。本来、祝日とは皇室と共に歩んできたわが国の歴史に因んで定められる記念日である。その意味で「海の日」は正統な祝日である。これに対して八月の祝日として制定された「山の日」は皇室と共に歩んできたわが国の歴史に因んで定められた記念日ではないので、正統な祝日とは言えないと思う。
 さて、今日は午前中骨折して以来気になっていたが何もしていなかったことに対処した。その後、読書や今夜開講する「白倉塾」の準備。二十時から二十二時まで「白倉塾」を開講した。