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明治十九年出版 高島易断 現代語訳(一部掲載)

易占筮儀 現代語訳 おおよそ易占の筮法は昔から色々異説があって一定しないが、今実施されている筮法は大きく分けて本筮法(十八変)・中筮法(六変)・略筮法(三変)の三種類である。筮法の基本は繋辞上伝第九章第五節に「十有八変して卦を成す。八卦にして小成す」とあるように、十八変して成るのは三画(八卦・小成卦)であり、これを重ねて六爻の卦(六十四卦・大成卦)を成すには三十六変(十八×二回)しなければならないという説があるので容易にどの筮法が妥当か論じられない。これらの説は暫く置いておき、今わたしが常に用いているのは三変の略筮法であり、これが最も適当だと思っている。結局筮法は至誠を尽くして神仏のメッセージを受けるための器なので、どの筮法を用いても神仏のメッセージをきちんと受けられるかどうかが一番大事なことである。けれども、普通の人は妄念や煩悩を絶つことができないので、長時間かかる十八変(本筮法)では集中力が持続しない。精神が集中できなければ神仏のメッセージを感通する(正しく受け取る)ことはできないので、略筮法(三変)により精神を集中して占筮した方が神仏のメッセージを感通することができる。

白倉信司. 明治十九年出版 高島易斷 卷第一 現代語訳 (p.20). Kindle 版.

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