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令和五年を予測する 冬至占・占例集

2025年10月9日

昨年(令和四年)三月に出版した「令和四年を予測する易占い占例集」に続いて、本年(令和五年)も所長である白倉をはじめ白倉周易研究所の研究員が立てた冬至占の占断集を出版する。今後も毎年冬至の日に翌年の時勢を予測した冬至占の占断集を出版し続けていこうと思っている。「令和四年を予測する易占い占例集」では、十の占題を選んで内容に応じて中筮法と略筮法で占断したが、今回は占題を六つに絞って全て略筮法で占断した。

邦光史郎著「干支から見た日本史」毎日新聞社によると、令和五年(西暦二〇二三年)は「癸卯(みずのとのう)」の年である。以下同書から引用する。

【この年は万事正しく筋を通して行くと繁栄に向かうが、いったんやりかたを間違うと、事柄が紛糾して動乱を招くという意味を含んでいる。そのため一歩筋を誤るとなにもかもが壊れて、ご破算にもなりかねないという年である。】

今の時勢を見ると「万事正しく筋を通して行く」ことができるとは思えないので、「事柄が紛糾して動乱を招き、一歩筋を誤るとなにもかもが壊れて、ご破算にもなりかねない」年になる可能性がある。

以上を踏まえて、当所の研究員がどのような占断を下したかを楽しんで頂きたい。