毎日連載! 易経や易占いに関する情報を毎日アップしています。

ネコちゃん占い師の占筮日記186

・七月五日 土曜日 三十七.風火家人☴☲九五
 五時一寸過ぎに起床と寝坊してしまった。参議院選挙三日目である。マロンちゃんとみかんちゃんとご主人さまのわたしが「参議院選挙の行方と政局」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
 本日は「参政党の選挙に関する序盤における教訓」を占筮したところ風火家人☴☲九五が出た。
 ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
 マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○家(か)人(じん)は、女(じよ)の貞(ただ)しきに利(よろ)し。
 家人は治(ち)国(こく)平(へい)天(てん)下(か)(国が治まり平和な社会になる)の本(もと)たる齊(せい)家(か)の道(齊家とは家庭円満のこと・上卦巽の長女に下卦離の中女が虚心坦懐に順っているから家庭は円満となる)を説(と)いている。家(家庭や自治会・学校・職場など身近な組織)を齊(ととの)えるには、一家の主人が男の道(陽の役割を全うすること)で正しく家人を導くことは基(もと)より、婦人が率先して女の道(陰の役割を全うすること)を固く守ることが肝(かん)要(よう)である。
 マロンだニャン。風火家人は「治(ち)国(こく)平(へい)天(てん)下(か)(国が治まり平和な社会になる)の本(もと)たる齊(せい)家(か)の道(齊家とは家庭円満のこと・上卦巽の長女に下卦離の中女が虚心坦懐に順っているから家庭は円満となる)を説(と)いている」ので、参議院選挙は参政党にとって順風満帆に進んでいることを現しているニャン。
 みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、風(かぜ)、火より出(い)づるは家人なり。君子以(もつ)て言(げん)物(もの)有(あ)り、而(しか)して行(おこない)恆(つね)有(あ)り。
 コンロ(下)に火を付けるから熱風が鍋(上)に伝わり水が沸騰して調理ができる。
 自ら(内・下)を修める(修身)べく言葉は至(し)誠(せい)を貫き、行いは久しく恆(つね)を守って、社会(外・上)に善き影響を及ぼすこと(斉家・治国・平天下)を志す。
☆夫(陽的存在)は明智・明徳を具えており、妻(殷的存在)は夫(陽的存在)に従う。家族(組織内の人々)なかむつまじく、家事(組織内の運営)はスムーズに運び、心安らかな時である。
 みかんだニャン。大象伝には「言葉は至(し)誠(せい)を貫き、行いは久しく恆(つね)を守って、社会(外・上)に善き影響を及ぼすこと(斉家・治国・平天下)を志す」とある。候補者と参政党員は言行を慎み、世のため人のために選挙活動することが求められるニャン。
 高島嘉右衛門の占断には「家族(組織内の人々)なかむつまじく、家事(組織内の運営)はスムーズに運び、心安らかな時である」とある。日本全国に渡って候補者を擁立している参政党の候補者と党員が一致団結して選挙に中っていることを現しているニャン。
 わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
第五段階の「小さな物語」一家(あらゆる組織)をよく治める
○九五。王、有(ゆう)家(か)に假(いた)る。恤(うれ)ふる勿(なか)れ。吉。
 剛健中正のトップ・家長の貴方は家長として自ら家人(組織の構成員)の模範となり一家(あらゆる組織)をよく治める。組織のトップ・家長の家がよく治まれば、地域や国も治まり国運隆(りゆう)盛(せい)となる。何も心配することはない。必ず幸運を招き寄せる。
☆父母に孝行して家族仲睦まじく、家事・家政は調和して社会の模本(お手本)となる。
 爻辞に「家がよく治まれば、地域や国も治まり国運隆(りゆう)盛(せい)となる」とある。全国各地の参政党支部が一致団結して活動すれば、日本の運勢は善くなって行く。
 また、高島嘉右衛門の占断に「家事・家政は調和して社会の模本(お手本)となる」とある。参政党支部の活動は選挙活動のお手本となるように素晴らしい。