・七月三日 木曜日 十五.地山謙☷☶初六
四時に起床。いよいよ今日から参議院選挙が始まる。七月はマロンちゃんとみかんちゃんとご主人さまのわたしが「参議院選挙の行方と政局」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日は「参政党の選挙結果」を占筮したところ地山謙☷☶初六が出た。
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○謙は亨(とお)る。君子、終(おわり)有り。
謙は富(ふ)有(ゆう)になっても決して驕(おご)り高ぶらず人に謙(へりくだ)る時。下卦艮(山)はどっしりと止(とど)まり、上卦坤(地)は柔順に従う。高い山が低い大地の下に謙(へりくだ)っている象(かたち)である。
山のように聳(そび)え立っている立派な人が大地にひれ伏している人に柔順に謙(へりくだ)っている形。富有になっても驕(おご)り高ぶらず人に謙(へりくだ)る君子(立派な人)は、何事もすらっと通る。
君子だから人に謙(へりくだ)る心を持ち続けて終りを全うすることができるのである。
マロンだニャン。昨日「野党(立憲・国民・維新・れいわ・参政・その他)の選挙結果」を占筮したところ、同じく地山謙☷☶が出た。昨日は「富有になっても驕(おご)り高ぶらず人に謙(へりくだ)る君子(立派な人)は、何事もすらっと通る」が該当しそうだと答えたが、今日は「君子だから人に謙(へりくだ)る心を持ち続けて終りを全うすることができる」が該当すると答えるニャン。すなわち、今回の参議院選挙で参政党は大きく飛躍することになるが、参政党員は君子なので驕り高ぶることなく、謙虚に対応するので国民から厚い支持を得ることができると占断するニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、地(ち)中(ちゆう)に山有(あ)るは謙なり。君子以(もつ)て多きを裒(へら)し寡(すくな)きを益(えき)し、物を稱(はか)り施(ほどこ)しを平(たいら)かにす。
大地の下に気(け)高(だか)い山が謙(へりくだ)っている。多くて満ちているものを減らして、少なくて足りないものを増やすように心がける。物事の宜しき(適度)を推(お)し量(はか)って、施(ほどこ)しが偏(かたら)らないように配慮(公平に)するのである。
☆恭(うやうや)しくへりくだって人を尊敬できれば、人から尊敬されるようになり、やがては大勢の人々が自分に服従するようになる。自分の行いを正しくして大衆の模範となる時。丁寧に人に接する時。
みかんだニャン。昨日は大象伝の言葉から「大地の下に気(け)高(だか)い山が謙(へりくだ)っている」ことが当て嵌まりそうだニャン。「大地」とは「国民」を、「気高い山」とは参政党を指しているニャン。議員や候補者を始め参政党員全てが、どんなに支持率が上がっていっても驕り高ぶることなく謙虚で在ることが求められるニャンと占断したが、今日は「多くて満ちているものを減らして、少なくて足りないものを増やす」から、参政党が大躍進して与党が激減し、参政党を含めた野党が参議院でも過半数を占め、選挙後の国会は野党が主導権を握りそうだと占断するニャン。また、昨日は高島嘉右衛門の占断から、「大衆の模範となる」と共に「丁寧に人に接する」ことが求められるニャンと占断したが、今日は「やがては大勢の人々が自分に服従するようになる」ことから、参議院選挙を経て多くの国民が参政党支持者となると占断するニャン。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第一段階の「小さな物語」謙(へりくだ)る上にまた謙(へりくだ)る
○初六。謙(けん)謙(けん)す。君子用(もつ)て大(たい)川(せん)を渉(わた)る。吉。
貴方は柔順な性格で謙(けん)謙(けん)する時の始めに居て最下の地位に謙(へりくだ)る(陰爻陽位)。謙(へりくだ)る上にまた謙(へりくだ)る君子(立派な人)である。謙(へりくだ)る姿勢を最後まで全うすれば、大きな川を徒歩で渉(わた)るような危険を冒して大事業に取り組んでも、幸運を招き寄せる。
☆自分の身を修め慎みの心と謙遜することを保ち続ければ何事も吉運を招く。
爻辞に「謙(へりくだ)る姿勢を最後まで全うすれば、大きな川を徒歩で渉(わた)るような危険を冒して大事業に取り組んでも、幸運を招き寄せる」とあるので、選挙期間中、驕り高ぶることなく謙虚な姿勢でありつづければ、大躍進することができると占断する。また、高島嘉右衛門の占断に「慎みの心と謙遜することを保ち続ければ何事も吉運を招く」とあるので、同じく参議院選挙において大躍進すると占断できる。
以上のことから、参政党が参議院選挙で大躍進することは間違いない。
