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天命に生きる日本の教え 渡辺京二著「逝きし世の面影」に学ぶ

ⅩⅧ 第九章(女の位相)の考察

第八章の「裸体と性」と同じく、第九章の「女の位相」についても、肯定的な評価と否定的な評価に区分することが難しい。そこで、太文字にした(強くわたしの心に残った)箇所を分類した上で、考察していきたい。

□日本の女性について

○この国を訪れた異邦人の「発見」のひとつは、日本の女たちそれも未婚の娘たちの独特な魅力だった。ムスメという日本語はたちまち、英語となりフランス語となった
○「ムスメは日本の風景になくてはならぬもの」であり、「日本の風景の点景となり、生命と光彩を添え」るものだった
○この庭園のもっとも美しい花」はその家の娘だった。「彼女は稀にみる品格と愛嬌のある女性で、われわれが来たときは、質素な不断着で園芸の仕事をしていたが、仕事をやめてわれわれにお茶を出してくれた。控え目でしかも親切な物腰に、われわれの一行はみな見せられてしまった」

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