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これ以上わかりやすくできない易経入門の解説(一部掲載)

2026年2月6日

八(はつ)卦(か)・六(ろく)十(じゆう)四(し)卦(か)とは

日本創設の神話「古事記」の物語は、太極と八卦の関係を下敷きにしている。「古事記」は次のような文章で始まる。 天(あめ)地(つち)初發(はじめ)の時、高(たか)天(あま)原(はら)に成りませる神の名(みな)は、天(あま)之(の)御(み)中(なか)主(ぬし)の神…
 古事記には、宇宙(高(たか)天(あま)原(はら))は天(あま)之(の)御(み)中(なか)主(ぬし)の神(すなわち太極)から始まったと書いてある。天(あま)之(の)御(み)中(なか)主(ぬし)の神は八卦太極図の太極である。太極は宇宙の根源的なエネルギーだが、太極のままでは宇宙は誕生しない。太極の中に潜んでいる「陽」と「陰」が結合して(結ばれて)初めて宇宙が誕生するのである。
 「陽」の役割は、萬物を誕生させるためにシナリオを描いてエネルギーを発することである。「陰」の役割は、万物を誕生させるために「陽」が発するエネルギーを受け容れ陽と陰が結合して、「陽」が描いたシナリオを実現すべく万物を生み出すことである。
 「陽」と「陰」が結ばれて宇宙空間と惑星が誕生した。その宇宙空間を「乾(けん)(☰)」と云い、その宇宙空間に無数に存在する惑星を「坤(こん)(☷)」と云う。八卦は宇宙空間である「乾(けん)(☰)」と宇宙空間に無数に存在している惑星の「坤(こん)(☷)」を根幹としている。


易経は本当に面白い。しかし、「易経は難しい」という印象で読まない人が多い。

そこで、毎日持ち歩いていつでも読める易経入門書を書くことにした。易経の原型は今から四~五千年前に古代支那の伏羲(ふつき)が考案したと伝わる「八卦(はつか)」と「六(ろく)十(じゆう)四(し)卦(か)」である。陰陽の概念を根幹に生み出された八卦が重なって出来た六十四卦の物語(宇宙空間におけるありとあらゆる現象を説明する時の物語)が易経の本質であり魅力である。

本書は「これ以上簡単にできない易経入門」の現代語訳を大幅に見直し、誰もが易経(易占い)を好きになるように工夫して書いた。一人でも多くの人に読んでほしい。

日本の教え研究家 白倉信司

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