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易占徒然日記 58

・八月八日木曜日
 四時半前に起床とやや寝坊した。。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ澤山咸☱☶二爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○咸は亨る。貞しきに利し。女を取れば吉。
▼咸は感ずる(心が動く)時。若い男女が相感応する時(若い人々が易経に興味を抱く時)である。下卦艮(少男)が止まりどっしりと構えて、(若い男が易経を学べば)上卦兌(少女=わかい女)が喜んで感応する。それゆえ、何事もすらっと通る(若い人に易経が読まれるようになる)。若い男(少男)も若い女(少女)もお互いに正しく感応する(理解する)から宜しきを得る。やがて、若い男が若い女を娶れば、共に夫婦の道を歩む(夫婦が共に易経を学ぶ)ことになる。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六二。其の腓に咸ず。凶。居れば吉。
▼六二(わたし)は柔順中正で九五のトップ(易経の教え)と応じている。しかし、六二はふくらはぎ(腓)のように自分の意思では動くことができない(易経を自分のものにしていない)ので、九五(易経の教え)が遠い(難しい)のを疎んじて近くの九三(安易な解説書)に従おうとする。六二が比する九三に従えば災難を招き寄せる(易経の理解から遠ざかる)。正応九五(易経の教え)が六二(わたし)を求めるまで比する九三(安易な解説書)に従うことを止めることができれば幸福を招き寄せる(易経を理解できる)。六二は(わたしは優柔不断なので)自分の意思では動くこと(正しく易経を学ぶ)ができない。しかし、正応九五に求められれば(易経の本当の教えを学べば)動く(深く易経を理解する)ことができるのである。
 さて今日は家内と出かける。途中別行動、わたしは事務所に戻って終日「みんなの易経」を執筆していた。