第五章 雑多と充溢
次のような評価(要約して抜粋)は、今も名残があるので取り戻すことは不可能ではないと思われる。
○日本人は安物をこんなに美しく作れるのかわからない。安いから使われるのだ
○日本では貧しい人の食卓でさえ最高級の優美さと繊細さがある
○ヨーロッパのいかなる国よりも、芸術が下層階級まで行きわたっている
○ヨーロッパでは芸術は裕福な人の特権だが、日本では万人の所有物なのだ
○田舎の旅の楽しみは美しい生け垣、綺麗に掃かれた歩道、室内にある者すべて小ざっぱりしていい趣味を表している。これらがすべて当たり前の百姓家にある
