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天命に生きる日本の教え講座 安岡正篤「人生手帖」に学ぶ

安岡正篤一日一言を読み解く

四月二十日の言葉 命名

名前をつけるということは大事だ。
だから、名前はおろそかにしてはいけないので「命名」と言う。
「命」と言う字は絶対的という意味でいのちという。
だから非常な意味をもって付ける。
子供なら「お前は大きくなったらお前の名の通り、この通りに修行すればいいんだよ」という意味でつけるのが、命名だ。(以上、安岡正篤一日一言から)

以上のような名前の大切さを知っていれば、息子どもの名前を考えるときに真剣になったのですが、そのころは安岡先生の名前すら知らなかったぼんくら親父でしたので、それほど深く考えずに「命名」してしまいました。
今更遅いかもしれませんが、二人の息子どもの名前に使用した漢字の意味について親父の形見の古い漢和辞典で調べてみました。
まず、長男「尚貴(なおき)」から。
「尚」という字の字源は、次のとおりです。
八と向の合字。何卒と希う意。八は分散の義にて希う時の氣息の分散に象る。向は音符。転じて加うる義となり、又向に通じてムカシ、サキニ、古シ等の義、上に通じて尊ぶ意となる。
「貴」という字の字源は、次のとおりです。
財貨の多くある義。故に貝をかく転じて高位高官又は価値の高き義とす。
以上のことから、「尚貴」という名前は、「何卒と希い、加え、尊び、その結果、財貨を多く得、又は高位高官となり、あるいは、価値の高いものとなる」という、たいへんに有り難い意味をもっていることがわかりました。「お前は大きくなったらお前の名の通り、この通りに修行すればいいんだよ」と言うには、本人には負担かもしれませんが…。

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