第三章 簡素とゆたかさ
次のような評価(要約して抜粋)は、今も名残があるので取り戻すことは不可能ではないと思われる。
○身なりはさっぱり、態度は丁寧である。不潔さが少しも見られない。家屋は清潔だ
○ぜいたくや富を誇示する余裕はほとんどないが飢餓や窮乏の兆候はない
○農地を整然と保つことにかけて世界中で日本の農民にかなうものはない
○このような立派な稲や良質の米を見たことがない
○彼らの農作業は美しく整えられた庭園に変え一本の雑草も見つからない
○日本人が他の東洋民族と異なるのは、奢(しや)侈(し)贅(ぜい)沢(たく)に執着心を持たないことである
○お茶を入れる暖かいお湯さえあれば食事が暖かくても冷たくても関係ない
