GHQの占領下に仕組まれた自虐史観教育の結果、戦後の教育を受けた日本人は本来遺伝子の中に具えているはずの「日本の心」を忘却してしまった。そのため、徐々に日本の社会秩序は崩れていき、取り返しがつかない状況にまで追い込まれてしまった。
この事態を何とかしようと思い令和四年二月吉日に出版・販売した「陰陽古事記伝 阿部國治先生に捧げる」をテキストにして、「日本の心」を取り戻すための「古事記」講座や勉強会を開講してきたが、複数の方から内容が難し過ぎると指摘された。
そこで、【書き下し文】や【通釈】を大胆にカットし、図や写真を取り入れてコンパクトで読み易く構成し直したのが本書である。
本書は次の二冊を参考にしている。特に「二」については、大胆な古事記の解釈として参考にしただけでなく、長文を引用や抜粋として取り上げさせていただいた。
- 一 林英臣著 やまとことば伝説 博進堂
- 二 阿部國治著・栗山要編 新釈古事記伝 第一集~第七集 致知出版社
本のタイトルは、「現代語で読む古事記 陰陽の神々が織りなす物語」とした。
