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令和四年を予測する 令和三年冬至占 日本の政治 三

 山風蠱の初爻の爻辞に「初六。父の蠱(こ)に幹(かん)たり。子(こ)有り、考(ちち)咎(とが)无(な)し。厲(あや)うけれども終に吉。初六は先代の事業(組織)を引き継ぎ、旧来の弊害を刷新しようと決意する。事業(組織)継承者として旧来の弊害を刷新できれば、先代の名誉に傷を付けない。己の拙(つたな)さを自覚(先代を尊敬)して持戒精進すれば、終には幸運を得るのである。」とある。
 よって、七月の参院選で一定の議席を得た君子たる政治勢力(高市内閣あるいは岸田改造内閣)が、前政権(旧岸田政権)の後を引き継いでスタートすると解釈する。
 二爻の爻辞に「九二。母の蠱(こ)に幹(かん)たり。貞(てい)にす可(べ)からず。人德と才能を具えた忠臣(事業継承者)九二は剛中の德で母(応じる六五の天子・トップは陰爻なので母と称する)が招いた蠱(こ)乱(らん)(旧来の弊害)に対処する。六五の天子(トップ)に対して厳正に過ぎてはならない。巽順な態度で六五を尊び諭(さと)して、正しい道へと導くべきである。」とある。
 よって、八月になると、高市早苗率いる新政権(あるいは岸田改造内閣)は国民から支持されなくなった前政権(旧岸田政権)の後を継いで政界の刷新を図るが、前政権を全面的に否定することなく優れた人材は前政権の一派からも閣僚として任用すると解釈する。
 三爻の爻辞に「九三。父の蠱(こ)に幹(かん)たり。小(すこ)しく悔(くい)有り。大なる咎无し。九三は才德高く先代の蠱(こ)乱(らん)(旧来の弊害)を刷新する力はあるが、厳格に過ぎて(やり過ぎるので)少し後悔する。自戒して蠱(こ)乱(らん)の(旧来の弊害を刷新しようとする後継者としての)志を貫けば、大きな過失は犯さないのである。」とある。
 よって、九月になると新政権は前政権の弊害を刷新しようと変革を急ぐあまり、与党の支持を失い失速する。後悔することもあるが、腐敗した政界を刷新しようとする志を貫くので、政権が崩れるようなことはないと解釈する。
 四爻の爻辞に「六四。父の蠱(こ)に裕(ゆるや)かなり。往(ゆ)きて咎(とが)を見る。六四は柔弱正位の才能不足で控え目に過ぎる。先代の蠱乱(旧来の弊害)は益々悪化して勇猛果敢を要する局面なのに呑気に構えている。そのような甘い態度で蠱乱(旧来の弊害)を治めようとすれば、大失敗してみんなから責任を問われるであろう。」とある。
 よって、十月になると、新政権は九月の失敗が常に頭をよぎり、思い切った政策を実施することを躊躇(ためら)うようになる。しかし、そのように生ぬるい対応をすれば、腐敗した政界を刷新することはできない。思い切った政策を断固実施することが国民から求められるようになると解釈する。
 五爻の爻辞に「六五。父の蠱(こ)に幹(かん)たり。用(もつ)て譽(ほまれ)あり。六五は蠱乱(旧来の弊害)を治める重任を負った君主だが、柔弱で才能も豊かではないので賢人九二(事業継承者)の補佐を得て蠱乱(旧来の弊害)を刷新しようとする。六五も九二も共に中庸の道を得ており、蠱乱(旧来の弊害)の刷新を成し遂げるので、中興の名誉を得るのである。」とある。
 よって、十一月になると、腐敗した政界を刷新しようとする新政権は与党の協力を得て、思い切った政策を断固として実施する。与党や新党を味方に付けて国民からも支持されると解釈する。
 上爻の爻辞に「上九。王(おう)侯(こう)に事(つか)えず。其(そ)の事を高(こう)尚(しよう)にす。上九は陽剛の才能を有して(六十四卦としての)蠱と(蠱の上卦)艮の極点に居る。位は尊いが実権はなく応じる関係にある九三とも応じていない。蠱乱(旧来の弊害)が刷新した後に居る上九は九五の天子(トップ)にも九二の忠臣にも仕えず、毀誉褒貶に超然として、道德を養い気(け)高(だか)く生きている。」とある。
 よって、十二月になると、これまで、思い切った政策を断固として実施した新政権を支えてくれた長老のような政治家やブレーン(参与など)がその職を辞す。高市総理はこれまで新政権を陰で支えてくれた長老に感謝すると解釈する。あるいは、参院選後も岸田改造内閣が政権を担っていた場合、岸田さんが勇退して高市総理が誕生すると解釈することもできる。
 山風蠱の上爻が変ずれば地風升(之卦)となる。
 地風升の卦辞・彖辞に「升(しよう)は、元(おおい)に亨る。用て大人を見る。恤(うれ)ふる勿(なか)れ。南征して吉。地風升は下卦巽の木(陰陽五行)が上卦坤の大地の中から、芽吹き成長して升り進む卦象から物事がドンドン升り進む盛運の時である。その上、時機(巽の木が坤の地から養分を得て升る時)と道德(巽順と柔順)と応援(六五と九二が正しく応じている)の三德が揃っているので、何事もすらすら通る。柔順にして中庸の德を具えている六五の天子(トップ)と剛健にして中庸の德を具えている九二の大人は、巽(そん)順(じゆん)と柔順の德を以て相(あい)見(まみ)え(面会す)るので、何も心配することはない。共に下卦巽(東南)から離(南)を経て上卦坤(西南)に進み行けば幸運を招き寄せる。或いは共に離(文王八卦で南の方角)の明るい方面に進み行けば幸運を招き寄せる。」とある。
 すなわち、六二の天子(高市総理)と九二の大人(高市総理を支える与党議員や参政党や新党くにもり等の君子たる政治勢力)が一体となって、腐敗した政界を刷新したのである。

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