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ネコちゃん占い師の占筮日記234

・八月二十三日 土曜日 二十一.火雷噬嗑☲☳六三
 三時に起床。今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが「参政党支持者は今の政治状況をどのように感じているか」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
 本日は「今の政治状況を国民はどう感じているのか」を占筮したところ火雷噬嗑☲☳六三が出た。
 ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
 マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○噬(ぜい)嗑(こう)は亨(とお)る。獄(ごく)を用(もち)うるに利(よろ)し。
 噬嗑は上(うわ)頤(あご)と下(した)顎(あご)(二七山雷頥の象)の間にある邪魔物(全体の卦象から「おおきな物語」は四爻を邪魔者と観る)を、聡明な智慧(上卦離の明智)と活発な威権(下卦震の雷動)で噛み砕いて除き去り、上下和合亨(こう)通(つう)する時である。邪魔物は天下の害(がい)悪(あく)ゆえ、刑罰や裁判で懲(こ)らしめるがよい。
 マロンだニャン。火雷噬嗑☲☳は「獄(ごく)を用(もち)うる」時だニャン。卦辞・彖辞には「邪魔物は天下の害(がい)悪(あく)ゆえ、刑罰や裁判で懲(こ)らしめるがよい」とあるニャン。「邪魔物」は言うまでもなく責任を取らない石破総理だニャン。自民党の議員はサッサと石破を辞任に追い込めと国民の大多数は感じているに違いないニャン。
 みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、雷(らい)電(でん)は噬嗑なり。先(せん)王(おう)以(もつ)て罰を明らかにして法を勑(ととの)う。
 電光☲が轟き、雷鳴☳が鳴き響いているのが噬嗑の象である。昔の王さまは上卦離の明智で罪を弁(べん)別(べつ)して刑罰を詳(つまび)らかに示し、下卦震雷の威光で法律を整え厳正に執行したのである。
☆事を為そうと欲して何か障害が発生するか邪魔者が現れる。力(権力や権威)によって障害や邪魔者を除去すべきである。力で対処すれば効果が上がる時である。自分と相手の間を邪魔する者がある。自分の志が相手に通じないので事がうまく進まない。邪魔する者を除去すれば事は成就する。
 みかんだニャン。大象伝には「罪を弁(べん)別(べつ)して刑罰を詳(つまび)らかに示し」とある。罪とは三回も選挙に負けたのに人のせいにして責任を取らない石破総理の恥知らずの心だニャン。刑罰とはサッサと辞任に追い込むことだニャン。また、高島嘉右衛門の占断には「力(権力や権威)によって障害や邪魔者を除去すべきである」とあるニャン。ここでもまた、恥知らずな石破総理をサッサと辞任に追い込めと言っているニャン。
 わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第三段階の「小さな物語」法律に従って刑罰を執行する
○六三。腊(せき)肉を噬(か)み、毒に遇(あ)う。小しく吝(りん)なれども咎无し。
 自(うぬ)惚(ぼ)れ屋の貴方が官(かん)吏(り)として、(悪事の三段階目の)悪人に刑罰を執行するから、罪(ざい)人(にん)は自(うぬ)惚(ぼ)れ屋の六三には服従せず怨み憎んで反抗する。貴方は堅い干(ほ)し肉を噛(か)むように刑罰の執行に梃(てこ)摺(ず)り、毒に中(あた)るように抵抗される。官吏として恥ずかしいことだと、自(うぬ)惚(ぼ)れ屋の貴方は赤面するが、法律に従って刑罰を執行するので咎められない。
☆陰柔不中正ゆえ人を治めようとしても信服されない。誹(ひ)謗(ぼう)中(ちゆう)傷(しよう)に苦しむ。美食(グルメ)に溺れて食中毒に罹る。よくよく慎むべし。
 火雷噬嗑☲☳六三は「刑罰を執行する」時である。爻辞には「法律に従って刑罰を執行するので咎められない」とある。法律とは自民党の規則、刑罰とは辞任に追い込むこと。一日でも早く総裁選を実施して石破総裁を解任し、新しい総裁を選ぶべきである。また、高島嘉右衛門の占断には「誹(ひ)謗(ぼう)中(ちゆう)傷(しよう)に苦しむ」とある。大敗した参議院選挙から一月以上立つのに石破総理が未だ総理の座に居座っているのは、自民党の国会議員が不甲斐ないからだという国民の声に自民党が苦しんでいるのである。

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