・七月八日 火曜日 三十二.雷風恒☳☴九四
四時に起床。参議院選挙六日目である。マロンちゃんとみかんちゃんとご主人さまのわたしが「参議院選挙の行方と政局」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日も「参政党の選挙に関する序盤における教訓」を占筮したところ雷風恒☳☴九四が出た。
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○恆(こう)は亨(とお)る。咎(とが)无(な)し。貞(ただ)しきに利(よろ)し。往(ゆ)く攸(ところ)有るに利(よろ)し。
恆(こう)は幾(いく)久しく仲睦まじい夫婦・君臣(上司と部下)の道のように、古今に亘(わた)り易(か)わらざる天地の定めである。それゆえ、何事も常に久しくすらっと通る。誰からも咎められない。幾(いく)久しく仲睦まじい夫婦・君臣・上司と部下の原理原則を正しく固く守るがよい。進み往(ゆ)くにはその時々に中って仲睦まじい夫婦の変通の道で対処するがよい。
マロンだニャン。卦辞・彖辞に「幾(いく)久しく仲睦まじい夫婦・君臣・上司と部下の原理原則を正しく固く守るがよい」とあるから、候補者と党員が仲睦まじい夫婦のように幾久しく良好な関係を保つことが求められるニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、雷風は恆(こう)なり。君子以(もつ)て立ちて、方(ほう)を易(か)えず。
雷風(陽雷陰巽)相(あい)待(ま)って常なき常(常久)の道が成就する。立派な人は、確(かつ)乎(こ)不(ふ)抜(ばつ)の志を打ち立ててしっかりと独立し、其(そ)の志を実現すべく、あらゆる変化に処するに環境に適合変化して通ずること窮まりなく、常なき常(常久)の道を失わない。
☆各々その本業をよく務め、よく修めて、怠らないこと「自強して息(やす)まない」ようであれば家は栄えて盛運となり幸福を得る。だが、勤めを怠り、徳に背けば、物事は必ず滞って過ちを犯す。
みかんだニャン。大象伝には「確(かつ)乎(こ)不(ふ)抜(ばつ)の志を打ち立てて」とあるから、候補者と党員が参政党の理念である「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」ことをしっかりと胸に刻んで選挙活動することが求められるニャン。また、高島嘉右衛門の占断に「各々その本業をよく務め、よく修めて、怠らないこと」とあるから、候補者と党員はその役割分担をよく弁え、怠ることなく役割を全うすることが求められるニャン。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第四段階の「小さな物語」仲睦まじい夫婦の道を全うできない
○九四。田(かり)に禽(えもの)无(な)し。
貴方は初六と親しんでいるが、善い結果は得られない。貴方は陽剛で上卦震(動く)の主爻(狩人)なので動こう動こうとしており、初六は陰柔で下卦巽(伏せて入る)の主爻(禽獣)なので、道德心に乏しく思(し)慮(りよ)に欠けている。初六は貴方と相性が悪く、幾(いく)久しく仲睦まじい夫婦の道を全うできない。禽獣がいない土地で狩りをしているようなものである。
☆自分の一存でことを決断しようとするが失敗して後悔する。部下から信用が薄いのに部下を酷使しようとする。どんなに頑張っても成果を上げられない。
卦辞・彖辞、大象伝(及び高島嘉右衛門の占断)を見ると善い一日になりそうだが、爻辞には「善い結果は得られない」とあり、また「仲睦まじい夫婦の道を全うできない」とある。さらに高島嘉右衛門の占断には「失敗して後悔する」とあり、「どんなに頑張っても成果を上げられない」ともある。以上のことから、候補者と党員の関係がギクシャクして何か問題が起こりそうである。心を引き締めて対応しなければなるまい。