・六月二十六日 木曜日 十四.火天大有☲☰九四
二時半に起床。昨日はマロンちゃんとみかんちゃんから「今はまだ泥水でも必ず清水となって世のため人のために役立つことになる。いよいよそんな時が始まったということだニャン」との言葉を有り難い頂いたが、何もせずに一日を過ぎてしまった。あぁ…。
さて今日もわが家の猫ちゃん占い師マロンちゃんが卦を担当し、みかんちゃんが爻を担当してご主人さま(わたし)の運勢を占筮したところ火天大有☲☰九四が出た。おぉ。
猫ちゃん占い師はご主人さま(わたし)の一日を次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように占断した。
○大(たい)有(ゆう)は、元(おおい)に亨(とお)る。
大有は乾(天)の上に離(無我のトップ)が在り、天上に太陽が燦(さん)々(さん)と輝き普(あまね)く天下万民を慈しみの光で照らす時である。
一陰の六五(トップ・指導者・リーダー)が君位に在り、五陽の賢人(臣民)が帰服するので、何事も滞りなく進み、幾久しく安泰の時が続く。
マロンだニャン。ご主人さまは昨日朝一で甲府駅前辻立ちをやったものの、その後は何もしないという怠惰な一日を過ごしてしまったニャン。せっかくマロンとみかんが「今はまだ泥水でも必ず清水となって世のため人のために役立つことになる。いよいよそんな時が始まったということだニャン」という「はなむけの言葉」を贈ったのに情けないニャン。さてそんな怠け者のご主人さまに対して今日は火天大有という最良の時が出た。卦辞・彖辞の「天上に太陽が燦(さん)々(さん)と輝き普(あまね)く天下万民を慈しみの光で照らす時」という言葉を噛みしめて充実した一日を送ってほしいものだニャン。
みかんちゃんが爻辞を解釈して次のように占断した。
○九四。其(そ)の彭(さかん)なるに匪(あら)ず。咎无し。
剛健なのに控え目な貴方は、大(たい)有(ゆう)が盛大な時に中(あた)り六五のトップに寵(ちよう)遇(ぐう)され、富(ふう)貴(き)と威(い)権(けん)を一身に集めている。柔順な六五を凌(しの)ぐ勢いがありながら、常に謙譲して驕り高ぶるところが一切ない。それゆえ、咎められることはない。
みかんだニャン。マロンちゃんの言うとおり昨日はご主人さまに「はなむけの言葉」を贈ったのに怠惰な一日を過ごしてしまったご主人さまは実に情けないニャン。さて今日は「常に謙譲して驕り高ぶるところが一切ない」という爻辞を噛みしめて充実した一日を送ってほしいものだニャン。