・十月九日水曜日
四時過ぎに起床。衆議院が解散総選挙となった。日本の運勢を占筮したところ雷山小過☳☶二爻が出た。日本をなめるな!参政党がんばれ!
卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○小過は亨る。貞しきに利し。小事に可なり。大事に可ならず。飛鳥、之が音を遺す。上るに宜しからず、下るに宜し。大吉。
▼小過は小(陰=石破政権の悪政)が少し過ぎる(小さいものが過ぎる、小さいことが過ぎる、少しく過ぎる、以上「公田連太郎述 易経講話四」)ことが妥当である場合には、物事がうまく進んで行く時である。小(陰)が少し過ぎることは、本来善いことではないので、自らの過ぎたる所を知って程よい所に戻り、正しい道(道德)を固く守ることが求められるのである。小過の時は、小(陰=石破政権の悪政)が小さく行き過ぎることなら許されることがあるが大きく行き過ぎることは許されない。また、小さな事なら成し遂げられるが、大きな事は成し遂げられないのである。小過は大きな坎☵(大卦坎)の形をしている。それは、飛ぶ鳥の形(真ん中の陽爻が身体、上下の陰爻が翼)である。鳴き声が耳に残る所まで(国民の許容範囲内)は行ってもよいが、鳴き声が聞こえなくなる所(国民の許容範囲を超えて)まで行き過ぎてはならない。どこまでも高く飛翔しよう(長期政権を目指そう)などと図に乗ってはいけないのである。ほどほどの所で下に降りてくる(総理を辞任する)ことが肝要である。上を目指して傲岸不遜になってはならない。下に謙って、謙遜謙譲して控え目にすべきである。以上のようであれば(石破政権が終われば)、大きな幸運を招き寄せる。
爻辞を解釈すると次のようになる。
○六二。其祖を過ぎ、其妣に遇ふ。其君に及ばず、其の臣に遇ふ。咎无し。
▼六二は柔順中正の賢臣である。六五を妣(祖母)、九四を祖(祖父)とすれば、六二の応爻は六五なので、九四(祖父)を通り過ぎて六五(祖母)と遇うべきである。しかし六五(祖母)とは陰同士で応じていない。そこで比する九三(祖母六五の家臣)と相親しんで、九三を通して祖父(九四)と祖母(六五)に上奏する。これを会社組織に当て嵌めれば、賢臣六二(高市さん)は六五のトップ(石破総理)と陰同士で応じていない。そこで、比する九三の部長(麻生さん)に仕えて、間接的に六五のトップにお仕えするのである。六二は常に謙遜謙譲の態度を保つので、誰からも咎められない(次の総理の座を狙える)。