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易占徒然日記 112

・十月一日火曜日
 三時前に起床。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップ、今日一日の運勢を占筮したところ天地否☰☷初爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○之を否ぐは人に匪ず。君子の貞に利しからず。大往き小來る。
▼否は上下君臣交わることなく閉塞する時。人間社会においては、あらゆる事象が閉塞する(易経の教えが忘れ去られる)否の時は人の道に反することが横行闊歩する。君子が正しい道を固く守っても衰運の真っ只中に在るので、この閉塞状態(易経が普及しない状況)をどうすることもできない。天(君主・トップ)は上(外)に在り、地(臣下・臣民・民・部下)は下(内)に在る。天地陰陽(上下君臣・上司と部下・夫婦・親子等あらゆる関係)交わることなくあらゆる事象が閉塞するのである。(今だけ金だけ自分だけという考えを改める必要がある)
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○初六。茅を抜くに茹たり。其の彙を以てす。貞なれば吉にして亨る。
▼初六は閉じ塞がる時の始まりなので、小人が招き寄せる災難の悪影響は微弱である(まだ易経が普及する余地はある)。だが、初六は茅を引き抜くように仲間(六二・六三)と共に悪(小人)の道に進みかねない。ぐっと堪えて悪の道に進まず、(易経の教えに順って)正しい道を貫けば、時間はかかるがやがては泰の時が来る。(易経は普及する)
 さて今日は早く起きたので早朝からネットショップ受注の対応(商品を陽位)をした。自治会の有価当番なので六時一寸前に町内のゴミ捨て場に行き有価物の回収を手伝う。
 午前中はお袋と家内を送迎しながら、買い物を済ませ、昼過ぎに帰宅。しばし休んでから「みんなの易経」を執筆した。

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