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易占徒然日記 102

・九月二十一日土曜日
 四時起床。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップし、今日一日の運勢を占筮したところ天地否☰☷初爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○之を否ぐは人に匪ず。君子の貞に利しからず。大往き小來る。
▼否は上下君臣交わることなく(易経を学ぶ人がいないので)閉塞する時。人間社会においては、あらゆる事象が閉塞する(誰も易経を学ばない)否の時は人の道に反することが横行闊歩する。君子が正しい道を固く守っても衰運の真っ只中に在るので、この閉塞状態をどうすることもできない。天(君主・トップ=易経の教え)は上(外)に在り、地(臣下・臣民・民・部下)は下(内)に在る(易経を学ばない)。(それゆえ、)天地陰陽(上下君臣・上司と部下・夫婦・親子等あらゆる関係)交わることなくあらゆる事象が閉塞するのである。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○初六。茅を抜くに茹たり。其の彙を以てす。貞なれば吉にして亨る。
▼初六は(易経を学ぶ人がいないから)閉じ塞がる時の始まりなので、小人が招き寄せる災難の悪影響は微弱である。だが、初六は茅を引き抜くように仲間(六二・六三)と共に悪(小人=易経を学ばない愚かな)の道に進みかねない。ぐっと堪えて悪の道に進まず、正しい道(易経を学ぶこと)を貫けば、時間はかかるがやがては泰の時が来る。
 さて今日は午前中お墓参りと買い物。昼前に戻るが十二時前には家を出て中小企業診断士の研修会場へ。帰宅したのは十七時半。

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