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易占徒然日記 100

・九月十九日木曜日
 五時半起床と大寝坊。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップ、今日一日の運勢を占筮したところ澤水困☱☵四爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○困は亨る。貞。大人は吉。咎无し。言ふ有れども信ぜられず。
▼困は命がけで困難に対処する時。澤(上卦兌)から水(下卦坎)が溢れて出て乾涸らびてしまった状態の時である。困難に悲観して意気消沈することなく泰然と自得して、正しい道(道德=易経の教え)を固く(命がけで)守るが宜しい。大人(九二と九五=易経の普及者と易経の先生)ならば困難を脱して幸運を招き寄せる。過失は犯さないし誰からも咎められない。困難の真っ直中にある時は命がけで考え行動することが求められる。言葉で何を言っても誰も信用してくれない。(易経の教えに従って)黙々と行動して道德(仁)を養うことが肝要である。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九四。來ること徐徐たり。金車に困しむ。吝。終有り。
▼陽剛不正(陽爻陰位)で詰めが甘い九四の大臣(側近=わたし)は初六(易経を学んでいる人)と応じている。だが、初六は六三と共に九二の君子を揜っている小人なので、初六に助けを求められても、助けるべきかどうか躊躇する。また、九二の君子は自分を揜っている初六を九四が助けようとすることを阻止するので、九四はさらに困惑・困窮する。九四の態度は優柔不断で君子として恥ずかしいけれども、やがて初六が改心すれば、快く手をさしのべることができる。
 今日は昼間は「みんなの易経」執筆、夜開講する「四書五経の人間學」の準備。十八時半過ぎに家を出て春光堂書店に向かい、、十九時から二十一時まで「四書五経の人間學」を開講。

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