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易占徒然日記 99

・九月十八日水曜日
 四時に起床した。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップし、今日一日の運勢を占筮したところ山雷頥☶☳五爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○頤は、貞にして吉。頤を覿、自ら口實を求む。
▼頤は上下二陽(実)が中に四陰(虚)を含んでいる。上卦艮は止まり下卦震は動く頤の形をしている。頤は口から栄養を取り身体を養うので、自分の身心(栄養と人德)や民衆(仁德)を養う意味になる。自分の身心や民衆を養うには、正しい道(自分の身には栄養を、自分の心には人德を、民衆に対しては仁德を養うこと=易経の教え)を固く守るが宜しい。今、(易経を学ぶことによって)自分は何を養うべきかをよく観察して、先ずは自らを養うために努力するのである。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六五。經に拂る。貞に居れば吉。大川を渉る可からず。
▼六五は柔中の德を備えた天子(トップ=わたし)だが、陰柔なので天下萬民を養う力がない。比する側近六四も応ずる六二も陰柔で役に立たないから、師と仰ぐ陽剛上九(易経の先生)の指導を受ける。天子(トップ)の常道には悖ることであるが、正しい道(自分の心には人德を、民衆に対しては仁德を養うこと=易経の教え)を固く守って師の教えに順えば天下萬民を治めることができる。但し、陽剛上九(易経の先生)の指導を受けなければ天下萬民を養う力がないのだから、大川を渉るような危険を冒してはならない。
 今日は昼間は「みんなの易経」を執筆。夜は山梨文化学園の易経講座。

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