・九月十三日金曜日
三時一寸過ぎに起床。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップ。今日の運勢を占筮したところ兌為澤☱☱宇三爻が出た。
卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○兌は亨る。貞しきに利し。
▼兌(易経の学び)には悦ぶ性質がある。だが、悦べば箍が緩み羽目を外し、やがて乱れる。兌の(易経を学ぶ)時は上も下も、我も人も悦ぶ時である。それゆえすらっと通る。しかし、悦べば箍が緩み羽目を外してやがて乱れることになる。それゆえ、悦びの中に邪心や媚び諂う気持ちがあってはならない。常に正しい道(純粋に悦び、悦ばせること)を固く貫く(易経を古典として学ぶ)ことが肝要である。
爻辞を解釈すると次のようになる。
○六三。來りて兌ぶ。凶。
▼六三(わたし)は柔弱不中正の(実力もないのに自己過信してやり過ぎる)佞人(ろくでなし)であり、上六(易経の神様)とは陰同士で応じていない。比する忠臣九二(易経講座の受講生)に下って媚び諂い悦び悦ばれる関係を築こうとするが、中庸の德を具えている九二は佞人六三を相手にしない。そこで、同じく比する九四の大臣(側近=易経の先生)に取り入ろうとしてあれこれ画策するが、結局相手にされない。以上のような有り様であるから、六三(わたし)はあらゆる人から憎まれて自ら禍を招き寄せるのである。(わたしは、深く反省してもう一度原点に返って易経を学び直さなければならない。)
さて今日は午前中「みんなの易経」の執筆とYouTubeにアップする動画の新シリーズを作成。十三時に山梨文化学園に向かい、十三時半から十五時半まで易経講座の体験教室を開講。十六時頃帰宅して「みんなの易経」を執筆した。