・九月十一日水曜日
四時一寸過ぎに起床。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップ、今日一日の運勢を占筮したところ水澤節☵☱三爻が出た。
卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○節は亨る。苦節は貞にす可からず。
▼節(易経の教え)は澤(下卦兌)の上に水(上卦坎)が過不足なく満ちて、程よい節度(中庸に「喜怒哀楽の未だ発せざる之を中と謂う。発して皆な節に中る。之を和と謂う」とある。喜怒哀楽の感情の中で、その時々に適切に対処することが調和であり、その調和を「程よい節度」と云う)を保ちながら、険阻艱難(上卦坎)に悦んで順う(下卦兌)ことができる。それゆえ何事も順調に進むのである(節は亨る)。節度は程よい節度(喜怒哀楽の感情の中でその時々に適切に対処する)だから何事も順調に進むのである。程よい節度を超えた節度を苦節(喜怒哀楽の感情の中で過度に対処しようとする)と云うが、苦節は無理があるから、固く守り続けることはできないのである。
爻辞を解釈すると次のようになる。
○六三。節若せざれば、則ち嗟若す。咎无し。
▼六三(わたし)は柔弱不正でやり過ぎる性格なので、下卦兌☱(悦ぶ)の最上で(易経の教えを普及させている自分の役割に)悦び過ぎて羽目(節度による節制)を外す。上に進めば険難(上卦坎☵)に遭遇するので、嘆き悲しむことになる。自分で招いた災難である。どうして人を咎めることができようか。(もっと、分かり易く易経を普及せよ!)
さて今日は水曜日。毎週恒例のオンライン易経講座を九時から十時まで開講した。その後、昨日書き上げた「憂ふる人々(世界の大調和を目指す参政党の役割)」をKindleから出版するための作業を夕方まで行う。電子書籍は本日出版された。紙の本(ペーバーバック)は明日以降となる見込み。ということで今日は店終いとする。