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易占徒然日記 85

・九月四日水曜日
 四時半起床。また寝坊だ。今朝は町内の有価物回収日なので段ボールと空き缶を指定の場所に出した。その後、YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ火地晋☲☷上爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○晉は、康侯用て馬を錫ること藩庶なり。晝日に三たび接す。
▼晉は日(離=易経の権威)が地(坤=日本社会の)上に出て、(易経の)明智・明德(離)で大地(坤=日本社会)を照らし、大地(坤)はその光と熱を(離)を柔順に受け容れ萬物が生成する(日本社会が目覚めようとする)時である。明德の天子(六五のトップ=易経の神様)の下、諸侯(六三=易経の先生)が柔順に国(日本社会)を治めるので、天子が馬を諸侯に賜り(或いは諸侯が馬を天子に献上して)、諸侯は一日三回も天子を礼拝または天子に拝謁するほどまでに出世して、(日本社会の一部すなわちわたしの受講生は)治国平天下を実現する。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○上九。其の角に晉む。維れ用て邑を伐つ。厲けれども吉にして咎无し。貞なれども吝。
▼相談役の上九(わたし)は諸侯の六三(易経講座の受講生)と応じており六五の天子(トップ=易経の権威)に比している。卦の最上に居るから動物の体の一番上に在る角に喩えられる。晉は進み行く時である。その極点に居る上九は進み過ぎて(易経を熱心に教えすぎて)中庸を失した危ない存在である。進み過ぎる力を用いて六五(易経の権威)の君命に順い諸侯の六三(易経講座の受講生)と力を合わせて不心得者九四の内乱(易経を詳しく教えすぎて難解になること)を討伐すれば、危険はあるが道を違えることはない。側近九四が内乱を起こしたのは、治国に問題があったからである。討伐したこと自体正しくとも、上九は六五の天子(トップ)の治国に関する相談役なので、恥ずかしい話である。
 さて今日は水曜日なので、九時から十時まで恒例のオンライン易経講座を開講した。その後、「みんなの易経」を執筆。十七時半頃家を出て山梨文化学園の易経講座。(十八時から二十時)に向かった。

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