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易占徒然日記 81

・八月三十一日土曜日
 四時半に起床。一寸寝坊。駄目です。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ風地観☴☷二爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○觀は盥して薦めず。孚有り顒若たり。
▼観には「周観(周く物を観る)」「仰観(手本を示す、仰ぎ観る)」の意味がある。上の者(上九・九五=易経の先生)が下の者(六四以下=易経を学ぶ人々)を周く観て手本を示すから、下の者(六四)は上の者を仰ぎ観るのである。宗廟の祭祀でお供え物を献上する前に、祭主が手を洗い清めて神様の前に進み、至誠の心と厳粛な態度で神様を天から迎える(敬虔な態度で易経を学ぶ)のである。為政者が至誠の心と厳粛な態度(易経の威厳を)を民に示せば、民は自然に為政者(易経の先生)を尊崇して仰ぎ観るようになる。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六二。闚觀す。女の貞に利し。
▼陰柔六二(わたし)は至誠な心と厳粛な態度で民を教化する九五の天子(トップ=易経の先生)と遠く離れているので、門の間からそっと外をのぞき観ることしかできない。女(下卦坤)の道(柔順に易経を学ぶ態度)を固く守って素直に九五の天子(トップ)に順うが宜しい。
 さて今日は、わたしにとって週に一回の休暇日にあたる土曜日である。のんびり過ごしながらも、「みんなの易経」の執筆と毎日アップしているYouTubeの動画を収録した。

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