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易占徒然日記 76

・八月二十六日月曜日
 四時起床。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ離為火☲☲初爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○離は貞しきに利し。亨る。牝牛を畜えば吉。
▼離は天地人の道の正しき(易経の教え)に麗きて(人間社会に当て嵌めれば大人・君子は要職に就くべきだが小人は要職に就くべきではない)明智・明德を用いて世を治める時である。常に堅固に正しき道(易経の教え)に麗きて明智・明德を用いるが宜しい。そうであれば、何事もすらっと通る。柔順な牝牛を養い育てるように、柔順に正しき天地人の道に麗き(大人・君子が要職に就い)て(易経に書いてある)明智・明德で世を治めれば、幸運を招き寄せる。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○初九。履むこと錯然たり。之を敬すれば咎无し。
▼初九は前世(先代の御代)の初め、(易経の教えの)夜が明けようと(一つの文明や一つの事業が始まろうと)している時である。夜明け前なのでまだ暗く辺りの様子は判然としない(今は易経の教えが普及していない)。このような時は、進むことを控えて慎重に行動する(易経を学ぶ)ことが望ましい。夜が明けようと(一つの文明や一つの事業が始まろうと)している時、初九は陽剛(陽爻陽位)なので進もうとする気持ちを抑えるべきである。比する六二(易経の先生)を敬って慎んで仕えれば(易経を学べば)、咎められるような過失は犯さない。
 さて今日は朝一にポストまで歩いて行き受注したネットショップの商品を投函。まだ杖は離せないが普通に歩けるようになってきた。午前中は「みんなの易経」を執筆。午後から指導先に出向いて月に一回の打ち合わせを行う。夜二十時から二十二時まで白倉塾を開講。

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