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易占徒然日記 70

・八月二十日火曜日
 四時半に起床した。また寝坊だ。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ震為雷☳☳三爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○震は亨る。震來(きた)るとき虩(げき)虩(げき)たり。笑(しよう)言(げん)啞(あく)啞(あく)たり。震、百里を驚かせども、匕(ひ)鬯(ちよう)を喪(うしな)はず。
▼震は緩みや乱れが見え始めた社会を(易経の教えで)引き締めて新しい時代を定着させる時(震は亨る)。古い時代にはなかった(これまで参考にしてこなかった易経の教えに由る)厳しい社会制度を取り入れると国民は懼れおののき怯えるが(震來(きた)るとき虩(げき)虩(げき)たり)、古いやり方を見直し、怠惰を改め、身を修めるようになるので、結果的には「よかった。よかった」と談笑する(笑(しよう)言(げん)啞(あく)啞(あく)たり)。今の王さま(トップ)の威厳と貫禄(易経の権威と教訓)が多くの国民を感化したのである。国家は安泰である(震、百里を驚かせども、匕(ひ)鬯(ちよう)を喪(うしな)はず)。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六三。震して蘇(そ)蘇(そ)たり。震して行けば眚(あやまち)无(な)し。
▼六三(わたし)は能力もないのに高い地位(現場の長)に居るが、九四の皇太子(易経の教え)に仕えているので、六二ほど怠慢ではない。しかし、王さま(トップ)が決断した新しい時代に相応しい厳しい社会制度に安んずることもできない(六三。震して蘇(そ)蘇(そ)たり)。恐れ慎み自ら反省すれば(新たな気持ちで易経を学び直せば)禍を免れることができる(震して行けば眚(あやまち)无(な)し)。
 さて今日は朝一でお袋を鍼灸院へ送迎。途中金融機関とコンビニで用足しをする。帰宅後夕方まで「みんなの易経」の執筆と夜花水木で開講する夢甲斐塾二十四期生の「修理固成」研修の準備。十九時半から二十一時まで研修の実施。古事記の話の前に日本の正しい歴史の話をした。

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