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易占徒然日記 59

・八月九日金曜日
 四時に起床。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ風澤中孚☴☱四爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○中孚は、豚魚吉。大川を渉るに利し。貞しきに利し。
▼中孚(易経)は私心なく真心に満ち溢れている時(教え)である。中孚の心を具えている人に出逢えば、無知蒙昧で豚魚のように愚かな人でも、中孚(易経)の私心のない真心に接して、心の底から感動するのである。中孚(易経)の心を具えている人は、以上のような人だから、何を行っても幸運を招き寄せるのである。それゆえ、どんなに困難な事でも成し遂げられる。正しい(私心のない真心で人に接する)道を固く守るから何事もうまく行くのである。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六四。月、望に幾し。馬匹亡ぶ。咎无し。
▼六四の大臣(側近のわたし)は位正しく控え目で九五の天子(トップ=易経の教え)に私心のない真心で柔順に仕えている。満月(陰が陽に取って代わる)にならんとする地位(側近)に居ても、私心のない真心で九五(易経の教え)に仕える六四(わたし)は、満月になることなど思いもせず、天子を輔佐する大臣の役割を全うする。真心とはほど遠い佞人六三(易経の素晴らしさをしらない輩)が近くに居るが相手にもしない。誰からも咎められない。
 さて今日の昼間は終日「みんなの易経」を執筆。夜は二十時半頃から二十二時過ぎまで事務所で「神皇正統記塾」を開講した。

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