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易占徒然日記 51

・八月一日木曜日
 四時半に起床した。一寸寝坊である。なかなか四時に起きられない。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ火山旅☲☶上爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○旅は小しく亨る。旅は貞しければ吉。
▼旅(今日)は旅する時である。旅を広く捉えれば、長期出張や単身赴任等も一種の旅である。旅は火(上卦離)が山(下卦艮)の上に在る。山(移動することがない宿に例える)は動かず火(常に移動する旅人に例える)は燃え移るので旅に例えて物語はできている。旅人は見知らぬ土地を旅するので何事にも慎重である。すなわち、止まるべき所に止まり(下卦艮)、明智(上卦離)で適切に対処しようとする。それゆえ、小さな事なら成就する。旅人が旅の時の正しい道(止まるべき所に止まること)を固く守れば、幸運を招き寄せる(良い一日となる)。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○上九。鳥、其巣を焚く。旅人先には笑ひ、後には號咷す。牛を易に喪ふ。凶。
▼上九(わたし)は陽爻陰位の不正で剛に過ぎる傲慢な旅人(人間)である。驕り高ぶり周りの人から嫌われて、鳥が巣を焼失して失ったように、宿屋から追い出されて出入り禁止となる(今日一日は居場所がなくうなる)。災難がたび重なり、上九は終には号泣して慟哭する。しかも、従者(家族)からも見放されて、牛に牽いてきた財産を全て盗まれる(財布の中のお金が空っぽになる)。このように無惨な結果となったのは、上九(わたし)自身が招いた厄災である。
 さて今日は何も予定がないので、終日「みんなの易経」を執筆した。

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