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易占徒然日記 49

・七月三十日火曜日
 久々に四時前(三時)に起床した。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ天澤履☰☱四爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○虎の尾を履む。人を咥わず。亨る。
▼履は上卦乾(剛健な性質の易経の教え)に下卦兌(和悦な性質のわたし)が履み随う(五爻のカリスマトップに四爻以下の部下が必死で付いて行く=一生懸命に易経を学ぶ)時である。小(兌柔のわたし)が大(乾剛の易経)に履み随う(しっかりと理解する)のだから大変な困難を伴う。時には虎の尾を履むような危険をも伴う。和悦の心で剛健に履み随えば虎に噛まれることはない。何事もすらっと通る。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九四。虎の尾を履む。愬愬たれば終に吉。
▼九四のわたしは不中正(陽爻陰位で踏み込みが足りない)だが、才德(才能と人德)高く柔和な性格である。カリスマトップ(易経の教え)に仕える側近(大臣)という虎の尾を履みかねない危険な地位に居て、不義を諫める(原文を意訳して独自の解釈をする)リスクが高い役割を担っている。戦々兢々と戒慎恐懼して柔和に事に対処すれば(大胆かつやんわりとカリスマトップを諫めれば=謙虚な気持ちで易経を学び続ければ)、終には幸運を招き寄せるのである。
 さて今日は特に予定がなかったので、一寸した用事足し、買い物、来月にKindleで出版予定の「みんなの易経」の執筆を行った。

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