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易占徒然日記 11

易占による考察(骨折・入院・退院顛末記)01

・六月二十三日日曜日
 退院後一日目、四時前に起床。入院中睡眠時間が短かったので、帰宅すればグッスリ眠れると思っていたが、寝たり起きたりであまり睡眠時間を確保できなかった。今日から娑婆での生活が始まる。
 さて退院後初日の占筮結果は雷風恒☳☴五爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○恆は亨る。咎无し。貞しきに利し。往く攸有るに利し。
 退院後の生活や仕事はうまくいく(恆は亨る)。問題になるようなことはない(咎无し)。家族仲良くするがよろしい(貞しきに利し)。新しいことに取り組んでも大丈夫(往く攸有るに利し)。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六五。其の德を恆にす。貞。婦人は吉。夫子は凶。
 生活や仕事において人徳を磨くことが肝要である。家族や仕事関係者と幾久しくお付き合いすることができる(其の德を恆にす。貞)。従属している立場にある人は吉運である(婦人は吉)。先導する立場にある人は凶運である(夫子は凶)。
 今日は入院していたので先週休講となった日曜勉強会である。八時から九時まで易経初級編、九時半から十時半まで易経中級編、十一時から十三時まで論語初級編を開講した。これで通常のペースに戻ることができた。受講生には迷惑をかけたが、これまで以上にがんばって恩を返していきたい。兎にも角にも通常のペースに戻れたことに感謝である。

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