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易経(周易)を読み解く 百八二(兌爲澤 全体)

五八 兌(だ)爲(い)澤(たく)
   ・||兌澤 ・||兌澤

                        互卦 三七風火家人  綜卦 五七巽爲風  錯卦 五二艮爲山

兌、亨。利貞。
○兌(だ)は亨る。貞しきに利し。
 兌は悦(よろこ)ぶ時。だが、悦べば箍(たが)が緩(ゆる)み羽目を外し、やがて乱れる。兌の時は上も下も、我も人も悦ぶ時である。それゆえすらっと通る。しかし、悦べば箍(たが)が緩(ゆる)み羽目を外してやがて乱れる。それゆえ、悦びの中に邪(じや)心(しん)や媚(こ)び諂(へつら)う気持ちがあってはならない。常に正しい道(純粋に悦び、悦ばせること)を固く貫くことが肝要である。

以下省略。次の書籍をご覧ください。

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