サイトアイコン わかりやすい易経・易占講座

易経(周易)を読み解く 百二八(雷水解 全体)

四十 雷(らい)水(すい)解(かい) ‥‥―震雷 ‥―‥坎水
互卦 六三水火既濟  綜卦 三九水雷屯  錯卦 三七風火家人

解、利西南。无所往、其來復吉。有攸往、夙吉。
○解(かい)は西南に利(よろ)し。往(ゆ)く所无(な)ければ、其(そ)れ來(きた)り復(かえ)りて吉。往(ゆ)く攸(ところ)有れば、夙(はや)くして吉。
 解は水山蹇(或いは水雷屯)の艱難辛苦が解けた時なので、静かな大地(坤は文王八卦で西南の方角)に居るようにゆったりとして平穏にしているのが宜しい。
 全ての艱難辛苦が解決しているのならば、自らの居場所に帰って来て安静にしているのが宜しい。未(いま)だ解決しなければならない艱難辛苦が残っているならば、暢(のん)気(き)にかまえていないで速やかに解決するが宜しい。速やかに解決したならば幸運を招き寄せる。

以下省略。次の書籍をご覧ください。

モバイルバージョンを終了