【占】この爻を得たら今は困難の極みなので、進退に問題が生ずる時であるが、屯難の苦しみはそろそろ終わりを迎えて、これからは福運に向かおうとする兆しがある。それゆえ今は困難の極みにあるが、これから再び世に出る時がやってくることを楽しみにして、憂える気持ちを捨てて、決して自棄(やけ)になってはならない。思いの外早く福運に巡り逢っても、まだ屯難の時を脱していないから浮かれてはならない。昔の歌(戦国時代の武将・山中鹿之助が厳しい状況下で詠んだ有名な和歌)に「憂きことなほ此上に來れかし。過ぎし昔の罪やほろびん(試練が更に重なってやってきてくれ。苦難に耐えることで、過去に犯した罪が滅びてなくなるだろうから)」とある。今困難に遭遇している者は三回復唱するべきである。
